突然ですが、「唇に自信」ありますか?
欧米では昔から「唇=セクシー」の代名詞としてよく表現されますが、最近では日本でも、潤う唇、艶のある唇、インパクトのある唇、さまざまなアイテムと流行の色で楽しまれる方が増えましたよね。ネイルサロンに通っている方たちは、感度も高い方も多く、口元もしっかりケアされているような気がしますが、逆にマスクで口元を隠しているネイリストさん、自分の唇、最近じっくり向かい合っていますか?今日は「唇」を美容とは少し違う角度から切り取ってみます。
唇、荒れていませんか?
ふくよかでセクシーな唇は、官能的!男性を惹き付ける魅力を放ちますよね。一方、カサカサで皮がむけていたり、ひび割れしている唇は女子力を下げてしまいます。 でも、それだけじゃないんです。
・薬用リップをぐるぐる塗っても縦に割れる
・人気のブランドのルージュもキレイに色がのらない
実はこれ、カラダからのSOSサインかもしれません。
東洋医学には 「脾胃(ひい)は肌肉をつかさどり、その華は唇に開く。」という言葉があります。
難しい漢字に見えますが、脾胃とは消化器系のこと。食べたものを消化して、その栄養を全身に配る仕事をしています。
この言葉の意味するところは、『胃腸が弱った状態では、栄養が末端にまで行き届かず、唇や口回りのトラブルに繋がりますよ』ということ。思い返して頂きたいのですが、例えば食生活が乱れてる時、ストレスで胃腸が弱ってるとき 口回りににニキビが出来たり、口内炎が出来たりと、身に覚えがある方も多いのではないでしょうか?
これは逆もしかり。「唇」に出たシグナルは「脾胃」からのサインなのです。
・甘いものを食べ過ぎてる
・肉や魚、陽性の食品をとりすぎてる
・脂っこいものや辛いものを食べ過ぎてる
などを続けていると、不調のサインはどんどん顕著になっていきます。
・唇の皮がめくれる、
・乾燥する 血色が悪い(黒紫、薄いなど)
そんな唇のサインに気づいたら、食生活 ストレスの状況の見直しが必要ですね!
ちなみに、脾胃のケアには甘味ですが、精製した砂糖、白米、小麦、パン、お酒などの糖分は 吸収 が良すぎてかえって体に負担です。
「甘いものがどうしても食べたい」という衝動にかられた時には 雑穀米、キャベツ、カボチャ、山芋、黒豆、あずき、栗、さつまいも、松の実など、自然の甘みがオススメです。
健康あってのお仕事、女子力、恋、生きる活力です。
「男性との良い出逢いがない」「恋人関係に発展しない」そんな方も含めて、一度、鏡で唇をチェックしてみて下さいね。