今、セレブの間でピュアウォーターが注目されています。料理、洗濯やお風呂など、生活に欠かせない水ですが、その種類や質を考えて使うことは少ないですよね。
ピュアウォーターとはどんな水なのか、その知られざる美容効果についてもご紹介します。
ピュアウォーターとは?
水には主に「カルシウムイオン」や「マグネシウムイオン」などのミネラルが含まれています。そのミネラルが水1000ml中にどのくらい溶けているかを示した数値を「硬度」といいます。
世界保健機関WHOの基準をみてみましょう。硬度が120mg/l以下を「軟水」、120mg/l以上を「硬水」といいます。
簡単にいうと、ミネラルが比較的少ない水が軟水になります。ピュアウォーターは不純物やミネラルをほとんど取り除いた水のことで、軟水に分類されます。
ミネラル分の少ないピュアウォーターは、赤ちゃんのミルクや離乳食にも使われているほど苦味が少なく、胃腸に負担をかけることがほとんどありません。そのため赤ちゃんも私たちも安心して飲むことができます。
また、素材の味を引き出すはたらきを持っているので、コーヒーやお茶を淹れる場合や、調理用水にも最適です。
ピュアウォーターの知られざる美容効果①飲料水として
ミネラル分がほとんど含まれていないピュアウォーターが、なぜ美容液として注目を集めているのでしょうか。
美容効果のある水というと、ミネラル豊富なものの方がよさそうなイメージがあるかもしれません。しかし、水本来の成分に近い状態のピュアウォーターの方が水分の吸収率が高いので、代謝がよくなります。
いくら水分をとっても吸収されなければ代謝は上がりませんよね。代謝が上がれば、体内の老廃物がスムーズに排出されるため、肌の生まれ変わりが活発になり、美容効果として期待できるのです。さらに、代謝が上がることでダイエットの効果が現れやすくなり、ピュアウォーターはダイエットにも適した水と言えます。
ピュアウォーターの知られざる美容効果②洗顔、シャンプーに
洗顔やシャンプーでデリケートな肌や髪を洗い流すのは水です。その時に使う水の質がとても重要なのです。洗顔に硬水を使うとミネラルの刺激によって肌が荒れてしまうことがあります。
しかし、ピュアウォーターは、ほとんどの不純物やミネラルを除去してあるため肌荒れの心配が少なくなります。ピュアウォーターが少量しかない場合には、普通に洗顔したあと、ピュアウォーターをコットンなどに湿らせてデリケートな目元などをふき取るだけでも肌への負担が変わります。
また、シャンプーをする時に硬水で髪を洗うと、ベタついたりすることがあります。それは硬水に含まれるたくさんのミネラルが影響しているからです。ピュアウォーターを使うことで、ミネラルがシャンプーの成分に影響することなく、汚れを落とすことができます。
ピュアウォーターの効果についてご紹介してきましたが、水に含まれるミネラルの量がこんなに美容効果に影響しているなんて驚きですね。
ふだん何気なく使っている水ですが、これから水を選ぶ時には硬度に注目してみてはいかがでしょうか。