自然な長いまつ毛を手に入れたい!ダマにならないマスカラの塗り方のコツ

上向きに長く伸びたまつ毛は、目を大きく見せ、女性らしさを演出してくれます。理想的なのはごく自然に見えるまつ毛。マスカラをごてごてと付けすぎて不自然に濃く、ダマになったまつ毛は時代遅れなうえに印象まで悪くしてしまいます。

とはいえマスカラを塗るのがどうも苦手という人もいますよね。ここではマスカラがダマになってしまう原因や、美しく自然に見えるマスカラの塗り方のコツをご紹介します。

マスカラがダマになる原因

原因その1 一度に塗る量が多い

マスカラを塗るとき、一度にたっぷりと塗ってしまっていませんか?さっさと済ませようと一度に塗る量を多くしてしまうと多くのムラができてしまうことに。

また、一度で塗ると言ってもマスカラはまつ毛を何度か繰り返し撫でることになりますから、その際に乾きはじめた余分な液が摩擦によってダマになってしまいます。

原因その2 重ね塗りのしすぎ

まつ毛を濃く見せたくて、重ね塗りをする人は多いと思います。しかし重ね塗りは丁寧に行わないと、ひたすらダマを作ってしまうことになりかねません。

ダマを無視して重ね塗りをしてしまうと、美しいどころかゴワゴワで不自然なまつ毛になってしまいます。いくら濃く存在感のあるまつ毛でも、これでは台無しですよね。

原因その3 マスカラ自体が劣化してきている

塗り方に問題がないのにダマになるとすれば、マスカラ自体が劣化してきていることが考えられます。マスカラは使っているうちにどんどん水分が蒸発してしまい、日が経つごとに液の滑らかさが失われていきます。

乾燥してパサパサになったマスカラでは、いくらきれいに塗ろうとしても、ダマができてしまいます。どんな高級なマスカラだとしても、劣化してしまえば美しいまつ毛を作ることは難しくなりますから、液のノリが悪いなと感じたら思い切って新しいものに交換しましょう。

ダマになってしまった時の対処法

マスカラが乾く前にまつ毛コームでダマを取り除く

気をつけていたけれど、ダマになってしまった!そんな時はマスカラが乾ききる前に、まつ毛コームを使ってまつ毛を梳かし、ダマを取り除いてあげましょう。

ポイントはマスカラが乾く前に行うこと。すっかり乾いてしまうと、ダマは取れにくくなってしまいます。無理に取ろうとするとまつ毛に負担をかけてしまったり、まつ毛が抜けてしまうこともあるので気をつけてくださいね。

ひどすぎる時は一度マスカラを落としてしまう

あまりにひどく、修正できそうにないときは一度マスカラを落としてしまうのも手です。フィルムタイプならお湯を含ませたコットンで、ウォータープルーフならポイントメイク落としを含ませたコットンを使います。

もう一度やり直す分、時間を取られてしまうというデメリットはありますが、ダマだらけのまつ毛で外に出て1日憂鬱に過ごすよりはいいと思いますよ。やり直す時間がない場合は落とすだけ落として他のメイクを完成させ、就業時間前やお昼休みにやり直すのもいいでしょう。

自然に長いまつ毛に見せるマスカラの塗り方

ダマにならない基本の塗り方

まずはダマにならない基本的なマスカラの塗り方をご紹介します。くるんと上向きのまつ毛にしたい場合はマスカラの前にビューラーでしっかりとまつ毛を上げておきましょう。

あまり力を入れすぎると、カクカクと不自然なカールになってしまいます。しっかりと立ち上げたいまつ毛の根元は少し力を入れて、あとは少しずつ毛先へずらしながら優しくカールをつけていきましょう。

大人っぽく自然に見せたいときにはビューラーなしでもいいですし、目尻側のまつ毛だけを少しカールしてもいいですね。
ビューラーで下準備ができたら、いよいよマスカラを塗っていきます。

一度に大量につけるのはダマになる原因なので、ブラシについている余分な液をティッシュでふきとります。そうしたら、まつ毛の根元からマスカラを塗っていきましょう。

根元を太く、毛先を細くしたいので、根元部分はしっかりとマスカラがつくように、何度か左右に小刻みにブラシを動かし、その後毛先に向けてスーッと塗ります。

目頭や目尻部分でマスカラが行き渡らなかったところは、ブラシを縦に使って丁寧に縫り、下まつ毛も1本1本をブラシを縦に使って塗ります。

まつ毛が束になってしまったり、ちょっとダマになった部分があれば、マスカラが乾ききる前にコームで優しくとかしましょう。

どうしても上手く塗れないときは?

マスカラブラシが上手に扱えない、どうしてもダマになるという人におすすめなのは、コームタイプになっているマスカラ。櫛で梳かすように塗れるので、ブラシがどうしても苦手という人はこちらのタイプを試してみてください。

はじめは慣れなくて難しいかもしれませんが、慣れるととても簡単に扇形に広がった美しいまつ毛を作ることができますよ。また、スティック型のホットビューラーも便利なグッズです。

マスカラが乾いてからホットビューラーでまつ毛を撫でれば、落ちてしまったカールもぐっと上向きになり、熱によって多少のダマも取り除かれます。

まつ毛が短い、毛が細い、カールが落ちやすいなどの悩みには

まつ毛には人それぞれ悩みもありますよね。マスカラにもボリュームが出るタイプやロング効果のあるタイプなどいろいろありますが、それだけで悩みが解決されない時には、マスカラ下地を使ってみましょう。

マスカラ下地は、カールをキープしたり、ファイバーでまつ毛を長く太く見せてくれるなどの土台を作る効果があります。また、まつ毛自体を美しく育てるまつ毛美容液を使うのもいいでしょう。

すぐに効果は感じないかもしれませんが、続けることでまつ毛が健康的になります。

まとめ

マスカラがダマになる原因や対処法、マスカラの塗り方などをご紹介しました。自然で美しいまつ毛を作るためにはちょっとしたコツが必要ですが、マスカラの塗り方が苦手な人でも、何度も練習することでコツがつかめてくると思います。

塗り方が上手になったら、あとは下地やビューラーを上手く使って、自分の理想のまつ毛を作っていきましょう。

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