ダイエットや血圧を下げる効果があると話題になったリンゴ酢ですがまだまだ馴染みは浅く、成分や効果、飲むタイミングなどを知らない方も多くいます。
美容に良いとされているリンゴ酢ですが、なぜ美容に良いのかしっかりと理解することが大切です。お酢が苦手な方でも、飲みやすい方法をご紹介しているので是非試してくださいね。
リンゴ酢とは
アップルビネガーとも呼ばれるリンゴ酢は、リンゴの果汁に酵母を加えたリンゴ酒を酢酸発酵させてあるお酢です。
種類によってはリンゴとお酢だけで作られた純リンゴ酢というものもあります。
普通の酸っぱいお酢と違い、フルーティーで口当たりの良いリンゴ酢は調味料として使用されていたり、ドリンクとして飲める商品も人気があります。
お酢は以前から健康に良いと注目されてきましたが、『1日1個のリンゴは医者を遠ざける』なんて言葉があるように、リンゴにも体に良い成分がたくさん配合されているのです。
お酢とリンゴ、両者の成分が含まれているリンゴ酢はシミやニキビを防いだり、ターンオーバーを正常に保つなどお肌に良い成分がたくさん配合されています。
リンゴ酢が肌質改善にオススメな理由
健康やお肌に良いとされているリンゴ酢の成分と効果を見ていきましょう。
クエン酸
酸味を持つクエン酸は、疲労回復などの効果で知られていますが、基礎代謝を高める働きもあります。新陳代謝が良くなることで、お肌のターンオーバーも正常な働きになり美肌へと導いてくれます。
ビタミンC
ビタミンCという成分は大体の方がご存知だと思います。
そもそもビタミンCとは、タンパク質からコラーゲンを合成して、しっかりと結合することで肌にハリとツヤを与えてくれる成分になります。
そして、シミを作る原因とされているメラニンの増殖を防ぐ効果もあります。
抗菌、抗酸化作用
お酢に含まれている抗菌、抗酸化作用によって、ニキビのや毛穴の広がりを防ぐ効果があるとされています。
飲むだけではなく、化粧水代わりに使用したりお風呂に少量入れることもできるので、体の中からだけではなく外からもキレイにしてくれます。
リンゴ酢を飲むタイミングは?
リンゴ酢は飲むタイミングによっては、胃が荒れる原因になる可能性があるため、空腹時は避けた方が良いでしょう。ごはんを食べながら飲んだり、普段運動をする方は運動前に飲むのがおすすめですよ。
普通のお酢よりもフルーティーで口当たりの良いリンゴ酢ですが、そのまま飲んでしまうと酸に弱い食道が荒れてしまったり、痛みを招く危険があるので必ず水やはちみつなどで割ってから飲むように注意してくださいね。
また、美容や健康に良いとされているリンゴ酢ですが、たくさん飲み過ぎてはいけません。1日の摂取量は、大さじ1杯(15ml)から2杯までにしましょう。
3杯以上摂取してしまうと、過剰摂取となり食道や胃の荒れる原因となってしまいます。普段から胃の弱い方は少量から始めてみるのが良いでしょう。
注意して欲しいのが、酸によって歯のエナメル質が溶けやすくなるので、寝る直前などは避けた方が良いでしょう。
リンゴ酢のオススメの飲み方
飲みやすいリンゴ酢ですが、やはり酢特有の酸っぱさはある為飲みにくさを感じる方や苦手な方もいますよね。また、バリエーションを増やしておくと毎日飲んでも飽きないのでおすすめですよ。
リンゴ酢+はちみつ
はちみつも体に良いことで知られていますよね。リンゴ酢と甘いはちみつを混ぜることで甘酸っぱいジュースになり飲みやすくなります。
水350ml+はちみつとリンゴ酢大さじ1杯づつ
水をサイダーなど炭酸にしても飲みやすいですよ。
リンゴ酢+牛乳
より飲みやすい方が良い方はリンゴ酢と牛乳がおすすめです。牛乳はカルシウムが豊富に含まれているので毎日でも摂取したい飲み物です。
牛乳120ml+リンゴ酢大さじ1杯
甘さが欲しい方ははちみつを大さじ1杯加えるのもおすすめです。
リンゴ酢+アルコール
リンゴ酢はアルコールとの相性も良いので、健康は気になるけどお酒を飲みたい方はとてもおすすめですよ。
ビールや焼酎、日本酒など様々なお酒と組み合わせることができます。
ドリンクとして飲むだけではなく、ドレッシングや和え物など様々な料理に混ぜることもできるので味に飽きた方は料理もおすすめですよ。
まとめ
ビタミンCやクエン酸など美容にとても大切な成分がたくさん配合されているリンゴ酢は、毎日大さじ1杯摂取するだけなので続けやすく大人気です。
酸っぱいのが苦手な方は牛乳に混ぜたり料理に使用できるので是非試してくださいね。リンゴ酢で内側も外側も綺麗で健康な体作りをしましょう。