毎日長時間過ごす職場は、居心地が良いに越したことはありません。ネイルサロンで働くネイリストの多くは女性。特に女性同士の人間関係は、ちょっとした一言や立ち振る舞いが溝を生んだり、うわさ話に花が咲いたりと、ときに複雑で難しいこともありますよね。
せっかく見つけた職場なのに「仕事に行くのが憂鬱……」なんていうことにならないよう、ほんの少し意識を変えるだけで、明るく楽しい職場を作れる心得をご紹介します。
まずは笑顔で元気な挨拶を
挨拶は最も基本的なコミュニケーションです。ボソボソと目を見ずに言う「おはようございます」と、笑顔で元気に言う「おはようございます!」では、相手に与える印象が全く違いますよね。
どちらが好印象かは、言わずもがなです。大きな声を出すことで、自分自身もすっきりすることもあり、まさに一石二鳥。さらに笑顔で目を見ながら挨拶できれば、驚くほど周囲の反応も変わるはずです。
また、自分に自信が無い、という方も「明るい挨拶を心がける」習慣を続けると、少しずつ前向きに自信を持っていけるので、オススメですよ。
一人一人の存在を承認する
自分の存在そのものが周りに受け入れられていると、それだけで大きな安心感が得られますよね。逆に、「私はここにいなくてもいいんじゃないか」と思っている人は、人との関わり方が消極的になり、言葉数も少なくなってしまいがちです。
お互いに受け入れ、承認することの最も効果的な手段は、声をかけること。例えば、同僚がお客様に施したネイルアートが素敵だなと思ったら、その思いを口に出して伝えるだけで、相手は嬉しい気持ちになるはず。
難しく考えず、観察して気づいたことを伝えるだけでもOK。「いつもより元気だね」、「髪型変えましたか?」など、ちょっとした一言でも、「あなたの存在を認めていますよ」という気持ちが伝わります。
ポジティブな言葉、表情を心がける
ちょっとしたことでもポジティブな言葉、表情があふれる職場は、自然と全体が明るくなります。
まずは、「すみません」を「ありがとう」に変えることから始めてみましょう。そのとき、きちんと相手に“感謝の気持ち”が伝わらなければ意味がありません。しっかりと目を見て、笑顔で言うことが大切です。
また、悪口や陰口を言ったり、それに同調したりすることも避けるべきでしょう。面倒なトラブルを引き起こしたり、職場内の不信感を生んだりするかもしれません。
いかがでしたでしょうか?
職場の雰囲気が暗いなと感じたら、人を変えようとするよりも自分の意識を変える方が簡単です。ちょっとしたことで、他人にいい印象を与えるだけでなく、自分のストレスも軽減することができます。
せっかく見つけた職場が、明るく楽しい、ストレスフリーな場所にできるよう、ぜひ参考にしてみてくださいね!