秋の不調の原因は「乾燥」にあり!漢方薬剤師がアドバイスする対策法とは?

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10月に入り、いよいよ「秋」が随所に感じられるようになってきましたね。美味しい秋、スポーツの秋、行楽の秋は楽しみな事がいっぱいです。

個人的には、ネイルも秋の気分にあわせて、こっくりした色の上品なネイルに変えたいなと思う今日この頃、爪の先から感じる秋もまた楽しみたいものです。

一方で、少しずつ朝晩も冷え、空気が乾燥してくるこの季節、楽しいことばかりではなく、喉の乾燥、咳、鼻水、肌あれ… 東洋医学で考えると 秋は危険信号、点滅の季節でもあるのです。

秋の不調の原因となる「燥邪」

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燥邪(乾燥により 悪影響が出やすい季節のこと) のダメージを受けやすいのが「肺」を中心とした呼吸器系。五臓の「肺」は、西洋医学の「肺」だけでなく 鼻やのど、気管支、皮膚などを含めた広い意味での呼吸器系。さらに、呼吸だけではなく、体液や体温調節機能、免疫機能などの一部も担うものとしてとらえます。

夏バテなどで消化機能が低下しての栄養不足や ストレス、寝不足などによる免疫力低下により、さまざまな不調に繋がります。

・口や鼻の乾燥
・ノドの痛み
・口の渇き
・肌荒れ
・空咳
・便秘

などの症状が見られたら、乾燥のシグナル。

ネイルサロンのある場所によっては、空調などの関係もあり、相当乾燥している場合もあります。乾燥は万病のもととなってしまうので、少しでも気になった方は、加湿器を置くなど、ぜひ対策をしてくださいね。

日ごろの意識次第でできること。乾燥ケアや対策法とは?

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①本当に具合が悪くなってしまった場合の注意点

ネイリストさんのように、夜遅くなりがちなお仕事だと、病院からも足が遠のくのはわかるのですが、咳やノドの痛み、市販の風邪薬で済まそうとしていませんか?

慢性の咳は、抗生物質では治らないこともあるんです (菌やウイルス性のものではない場合) 。薬剤師としては、やはり長引かせないためにも、自己判断ではなく、一度病院へ足を運ぶことをお勧めします。

②乾燥肌の方は「保湿」が一番!

乾燥して女性が一番悩むのが「カサカサするお肌」かもしれません。この乾燥肌対策は、とにかく保湿ケアが大切。 化粧水を多めにつかう、クリームをつけるなど、とにかく保湿優先です。

乾燥はシワやトラブルにもつながりやすいので、早めのケアが肝心ですよ!

③合わせて意識したい内側からのケア。

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乾燥を防ぎ、体を元気にしていくには、 呼吸器系を鍛えるとともに、肺を潤す食材を積極的にとりましょう。出来れば朝の新鮮な空気での「深呼吸」がオススメです。

《肺を潤す食材》

梨、ブドウ、百合根、レンコン、白キクラゲ、ハチミツ、白ゴマ、豚肉、イカなど。

内側からの 潤いアップとお肌の新陳代謝を促すことが必須です。 ちなみに、辛すぎる食材(唐辛子など)は実は乾燥させるのでとりすぎ注意です。

 

いかがでしたか?肌、喉、便にも潤い対策をして、気持ちにも潤いを心がけて爽やかな秋を楽しみましょう!!

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