疲れが取れる、リラックス効果があると、最近人気の闇風呂を知っていますか?
聞いたことがないという方は多いかもしれませんが、闇風呂は、毎日細かい作業が多く、疲れがたまりがちなネイリストさんにとてもお勧めの入浴方法なのです。
電気を消すだけで、普通に入浴するよりも疲れが取れるということでじわじわと人気が高まっている闇風呂ですが、さらにリラックス効果を高める方法も様々あるようです。
今回は、闇風呂の入浴方法や、効果を高める方法についてお話しします。
闇風呂とは?
闇風呂とは、照明を落として入浴する方法です。なぜ、人気が高まったのかというと、通常の入浴よりも、高いリラックス効果や、疲れが取れやすいといった効果があると言われているからなのです。
暗闇の中での入浴
エステなどのリラクゼーションサロンは、照明が暗くなっていることがほとんどですよね。それは、目からの刺激を少なくして、できるだけ、リラックスした状態で施術を受けてもらうためだったりします。
闇風呂も原理は同じで、暗くしてお風呂に入ることでリラックスした状態で入浴の時間を過ごすことができ、疲れも取れやすくなるのです。
香り付きの入浴剤を使うとよりリラックス
香り付きの入浴剤は、闇風呂にとてもおすすめです。お気に入りの香りを使うことで、リラックス効果が期待できますし、気持ちのリフレッシュもできますよね。
また、
アロマキャンドルや、アロマオイルを使ってみるのもおすすめです。
闇風呂では視覚が制限されるため、嗅覚が敏感になり、香りによる効果を存分に取り入れることができるのです。
足元には気をつけよう
闇風呂をする際は、特に足元に気をつけてください。お風呂は水回りということもあり、もともと滑りやすくなっています。
闇風呂のように暗い状態だと、足元がより見えにくくなりますよね。湯船から出るときなど、通常よりも気をつける必要があります。
また、いくら疲れが取れるからといって、のぼせてしまうほど湯船に浸かってはいけません。長くても10~20分程度で湯船から上がるようにしましょう。
どんな効果があるの?
闇風呂は、疲れが取れる、癒し効果がある、と言われていますが、具体的な効果とはどのようなものになるのでしょうか。
目の疲れが取れる
暗闇の中で入力すると、目からの情報が遮断されます。特にスマホやパソコンによる眼精疲労に効果的です。
人は、「80%の情報を目から得る」と言われており、現代はスマホやパソコンといった機器の登場により、昔よりもより目を酷使する状況にあります。
そのため、気がついていないだけで眼精疲労を抱えている方は多く、自分が想像する以上に目は疲れているのです。
日頃の疲れを残さないためにも、入浴時間には、目からの情報をシャットダウンしてみましょう。入浴の効果も相まって、目の疲れを取ることができるようです。
暖かい湯船でコリがほぐれやすくなる
温かい湯船に浸かりながら目を使わないことで、体全体のコリもほぐれやすくなります。もともと、入浴にはリラックス効果があります。
また、体を温めることで冷え性の改善や肩こりをほぐす効果も期待できます。そこに、目からの情報をシャットダウンすることによって、刺激が少ない状態になり、よりリラックスを感じることができるようになります。
すぐに試せる闇風呂の方法
闇風呂は照明を消すだけのため、今日からでもすぐにできるリラックス方法です。
お湯は40℃以下のぬるま湯
闇風呂の際は、40℃以下のぬるま湯につかるようにしましょう。おすすめは38℃前後です。湯船は熱い方が好きと言う方も多いかもしれませんが、熱すぎると肌の乾燥の原因になります。
また、温度が低すぎても体が冷えてしまい、リラックス効果は得にくくなってしまうので、38℃前後のぬるま湯が、最もリラックス効果が高まる温度になります。
お湯を沸かす際は、40℃ほどの少し高めの温度で沸かして、しばらく経ってから入浴すると、ちょうど良い温度になりますよ。
電気を消して入浴するだけ
闇風呂の方法は、電気を消して入力するだけのとても簡単なものです。特別に用意するものはありません。
リラックスを感じるとついつい長風呂してしまいたくなりますが、オススメは10~20分程度の入浴です。ぬるま湯とはいえそれ以上湯船に入っていると、のぼせる可能性があります。
暗闇の中でのぼせてしまうと、フラフラしてしまい、転倒の危険性につながります。
音楽もおすすめ
照明を暗くすることで、目からの情報がほとんど遮断され、鼻や耳からの情報感度が、通常よりやや高くなるため、アロマキャンドルなどはもちろん、音楽を流しながら入浴もとてもおすすめなのです。
好きな音楽はもちろん、ジャズやクラシックのような、ゆったりとした音楽がよりリラックス効果を高められるでしょう。ヒーリングミュージックなどを聞いてみても、気持ちよく入浴できますよ。
まとめ
闇風呂とは、「照明を暗くして入浴する」方法のことで、リラックス効果が高いと言われています。照明を暗くすることで目から入る情報がほとんど遮断され、刺激が少なくなります。
わたしたちは、普段目からだけで80%もの情報を得ているうえに、スマホやパソコンの普及で目を酷使してしまっているのです。そのため、目を使わなくて良い環境として、暗闇にすることで、体への負担が減少するというわけです。
また、温かい湯船に浸かっていることによって、体全体のコリがほぐれやすくなります。冷え性や肩こりの改善に効果があり、そこに目を使わない状態にすることによって、より体がリラックス効果を得やすくなるようです。
闇風呂は照明を消して入浴するだけのため、今日からでもすぐに始めることができるので、ぜひ試してみてくださいね。