仕事で失敗をしたり嫌なことがあったりすると、気分が落ち込んで後ろ向きになりがちです。
その状態を続けていると前にも進めないし、自分のためにもよくないことはわかっていても、なかなか簡単にはいかないものですよね。だからといって、自然に気持ちが前向きになるのを待っているわけにもいきません。
今回は、生活の中に取り入れてほしい、前向きになれる行動4パターンをご紹介します。
1.後ろ向きの思考を理解する
後ろ向きとは、イコール、ネガティブ。否定的で消極的な状態です。
ただし、この状況はすべてにおいてマイナスというわけではありません。思慮深くて慎重という面もあります。ただ、物事を複雑に考えすぎている状態でもあるのです。この状況をまず理解します。
逆に、前向きに物事を考えられるプラス思考の人の考え方はいたってシンプルです。できるだけ、こういった人と多く接するように心がけてみてください。
その人の言動をよく見聞きして、自分も同じように考えられるのではないかと考えてみましょう。接する時間が長ければ長いほど、相手の考え方に感化されていきますし、「こんな時、あの人ならどう考えるかな?」とあなた自身がその人になったつもりで考えてみるのもいいかもしれません。
2.ノートに書き留める
もう1つの行動パターンは、気持ちをノートに書き留めること。その時に感じたことを、ノートにそのまま書いていきます。
書き記すことで自分が今、何を感じているのか、その正体がつかめるかもしれません。また、あとで振り返った時に「この時も同じことを考えていたな」と思う時が来るかもしれません。
今のあなたがあるのは、過去に遭遇したさまざまな困難を乗り越えてきたからで、ノートを振り返ることで「私はできるんだ」と思えるようになるかもしれません。この行動は成功体験を思い出すことにもつながりますね。
3.気分転換ができる趣味を見つける
後ろ向きの状態は、同じことをずっと考えてしまうから。好きなことや没頭できることを見つけることで気分転換ができるようになると、今までの気持ちがリセットされて前向きに考えられるようになります。
たとえば、スポーツ観戦があります。TVで中継を観るのではなく、実際に会場に足を運んでみましょう。
会場の熱気や雰囲気を味わうだけでもいいですし、大声を出して声援を送ればストレス解消にもなりますよね。観戦だけではなく、あなた自身がスポーツをして、汗をかくのもすっきりできることでしょう。
彼氏とデートをする、ペットと遊ぶ……あなたが笑顔になれるものなら、どんなものでもかまいません。笑うということは、その行動そのものが前向きになれるものなのです。
4,幸せ物質「セロトニン」を多く作り出す食べ物を食べる
脳内物質「セロトニン」は、心を安定させ、ストレスを減らします。幸せ物質とも呼ばれています。
このセロトニンを作り出す効果がある食べ物の1つは豆腐です。豆腐に含まれるナイアシンやビタミンB1はセロトニンを作るのに必要な栄養素です。
また、バナナはセロトニンを含む果物ですし、チーズにはセロトニンを増やす「トリプトファン」が多く含まれています。こうした食べ物を意識的に摂ることも効果的です。
今回は、代表的なものとして前向きになれる方法を4パターン紹介しました。ぜひ生活に取り入れてみてください。もちろん、自分なりに他のやり方を考えるのもオーケーです。
あなたが前向きで明るくいることは、周りを明るくすることにもつながりますので、ぜひあなたのパターンも探してみてくださいね。