就職活動が終わり、晴れて4月からネイリスト!嬉しい反面、不安だったり、今何をしておいたら良いんだろう?と毎日ソワソワした日々を過ごしていませんか?
本格的にサロンワークが始まる前に、今やっておくべきことを紹介します!これを行っておけば同期と差がついちゃうかも!?
目次
プロネイリストとしての自覚を持つ!
働くサロンの規模や雇用形態などによって若干の違いはありますが、どんな職場でも初出勤のまえに必ずやっておいて欲しいことがあります。
それは、もうあなたはプロネイリストとしてのスタートラインに立った!と認識すること。
サロンに出勤すれば、たとえアシスタントネイリストだとしてもお客様はあなたを先輩ネイリストと同様に「プロ」として見ています。
これまでは、施術したモデルさんや友達に「練習中だからお金は安くていいよ」「まだ慣れてないからモチが悪くてごめんね」という言い訳が出来たのが、一切許されなくなります。
「自分の技術の対価としてお金をいただく」ということをしっかりと肝に銘じ、スクール生気分からプロ技術者へと意識をチェンジしましょう!
勤務先の下調べをする!
サロン就職活動のときにもやっているかと思いますが、まずは自分の勤務するサロンがどんな社風であるのかは理解しておきましょう。
本社はどこか、企業理念はなにか、どこに店舗がいくつあるか、ターゲットにしている客層など、サロンのホームページなどである程度の情報はわかるはずです。
就職先で求められている人物像を把握しておき、今から自分が不足している部分を補うよう心がけたいものです。自分の勤務店舗まで決まっているのであれば、立地も調べておきたいですね。
周りはオフィス街なのか商業施設なのか、どんな年齢層が多くいるのか等を見てみましょう。グーグルマップで調べてみるのも面白いですよ。
また初出勤の際に慌てないよう、自分の最寄り駅からの最短ルートもあらかじめ調べておくのを忘れずに。
服装や髪形を整える!
サロンによって服装や髪形の指定がことなります。ほとんどのサロンはターゲットにしている客層に準じた格好になっています。
全て自由なところもあれば、制服や規定エプロンがあるところもあります。「ヘアカラーは7トーン以下」「アクセサリーは直径3センチ以下」のように細かい指定がある場合もあります。
明るすぎる髪の毛や付けすぎのピアス等、出勤して気まずい思いをしないように、あらかじめ勤務先に確認をしておきましょう。とくに髪形はこれから就職する気持ちの変化をつけるためにも、一度美容院に行くことをおススメいたします!
制服がないサロンの場合、初日は何を着て行って良いか迷ってしまいますよね。まずは白・黒・グレーなどの無難なカットソーやカーディガン、パンツなど派手すぎずサロンワークのしやすい服装を用意しておき、勤務が始まってから周りの様子を見て少しずつ買い足してゆくと良いでしょう
道具類を整える!
サロン勤務の場合、ニッパーやプッシャー、ジェル筆などの用具は自分のものを使うことがほとんどですが、道具の状態は万全でしょうか。
今のうちにニッパー類を研ぎに出したり、古いものは買い替えておきましょう。ジェル筆などは勤務が始まってから職場で「どれがおすすめですか?」と聞くのも良いですね。
また、これらを収納して持ち運ぶブラシケースや筆立てなどが必要になります。サロンはあくまでも仕事場です。基本的に自分のものを置いておくことはできません。
スクール生のときはネイルバッグなどを使用していたかと思いますが、通勤時に邪魔にならず傷がつかないコンパクトなものを用意しておきましょう。
スクールの残コマを消化する!
4月からサロン就職が決まったけれど、まだ通っているネイルスクールの授業が終わっていない・・ということはありませんか?
サロンワークをしながら休みの日にスクールに通おうと思っている方は要注意です!
いざ勤務が始まると毎日が忙しく休みの日は疲れ切っていたり、希望の日程通り休みがとれずスクールに通えないということが考えられます。
最悪の場合、通えないまま日にちが経ちネイルスクールの受講期限が過ぎてしまいディプロマを取得できなかった、ということにもなりかねません。
ネイルスクールの授業が残っている方は、サロンワークが本格的に始まる前に残りの授業を完全に受講し、ディプロマを発行してもらいましょう!
ビジネスマナー
大手サロンの場合は研修システムがしっかりしているところが多いのですが、小規模サロンや個人サロンの場合、研修単体を行うというよりは実際にサロンワークをしながらOJTで教えてもらうことがほとんどです。
この場合、敬語や挨拶など一般的なビジネスマナーまで教えてくれるということはほとんどありません。
働き始めてから「こんなことも知らないの?」と恥をかかないように、自分自身でビジネスマナーを勉強する必要があります。
ネイルサロンでのビジネスマナーとしては、基本的な敬語や接客スキル、電話応対ができればまずは大丈夫です。本屋さんのビジネス書売り場などで接客業向けのマナー本なども多数あります。
パラパラとめくってみて読みやすそうなものを購入し、熟読して基本的なビジネスマナーは身に着けておきましょう。
住所変更など事務手続き
就職を機に、引っ越しをされるのなら、住所変更や免許証などの変更手続きが必要です。とくに正社員の場合は入社してから公的書類の提出が必要な場合もあります。
勤務が始まる前、平日の昼間で時間が取れそうなときに役所等に行って手続きをすませておきましょう。
さいごに
最後に、これはやめておいた方がいいことをお伝えしましょう。それは、「他人と比べる」ということです。サロン就職が決まると、同じスクールに通っていた他の友達の就職先やお給料などがどうしても気になってしまうものです。
ついネットなどで検索してしまいたくなりますよね。しかし、そんなことをしたとしても自分が好転することはなく、気分が落ち込むだけで何も得るものはありませんよ!
これから始まる仕事に集中して、良いスタートが切れるよう今からしっかり準備をしておきましょう!!