早起きは昔から得だと言われ、最近は「朝活」にはげむ人も多くいますよね。しかし、頑張ってみたけど挫折したという人もいるのではないでしょうか。
仕事柄、夜も朝も遅くなりがちなネイリストさんにとっては少し大変なことなのですが、早起きには健康面だけではなく仕事をするうえでもたくさんメリットがあります。
この機会に早起きのコツをつかんで習慣にしてしまいましょう。
早起きがオススメなわけ
1日をゆとりをもってスタートできる
早起きを勧める理由のひとつに、ゆとりをもてるというメリットがあります。夜遅くまで働いてるネイリストさんの中には、朝ギリギリまで寝ていて、準備はバタバタ、朝ごはんは食べる暇もなく出勤という人も多いのではないでしょうか?
30分でも1時間でも早起きをすると、朝からゆとりをもってスタートすることができます。朝ごはんも食べられるし、化粧や髪形などの身だしなみも万全で仕事に望むことができます。
生活リズムを整え、肌や体型にもプラスの効果が
人間には朝日が昇ると起きて活動し、暗くなると寝るという昔からのリズムがありますが、夜型の生活に慣れてしまってこの当たり前のリズムが乱れがちです。
これをきちんと整えることで、体には様々なプラスがあるのです。朝起きて朝日を浴びると、心を穏やかにするホルモンが分泌され、脳もスッキリした状態で動き出します。
いつも気分が鬱々としている人や、衝動的な気持ちになりやすい人は朝日を浴びるのがおすすめですよ。そして、朝ご飯をきちんと食べると体温アップ・代謝アップにつながります。
朝に代謝を上げておくと、1日中代謝のよい体でいられます。やせる体質になるというわけですね。また、朝早く起きると夜は早めに眠たくなります。
22時~2時の間に深い眠りにつくことで成長ホルモンの分泌が促され、荒れた肌の修復やターンオーバーを正常にしたり、老化防止、バストアップ効果などが期待できます。
朝活で自分磨き
早起きに慣れ、朝に時間が使えるようになると、今まで時間が取れなかったようなことにも挑戦できるようになります。取りたい資格の勉強や趣味を楽しむ時間にしたり、ウォーキングやランニングをするのもよいでしょう。
朝活を楽しむ人が集まるサークルなどもありますから、1人ではなかなか続かないという人は、仲間を作って楽しむこともひとつの方法ですね。
朝早く起きるためのコツ
目覚まし時計を離れたところに
枕元に目覚まし時計を置いても布団から出ずに止めてしまうと、2度寝の誘惑に負けてしまいます。離れたところに置いて、強制的に布団から出るように調整してみましょう。強引な手段ですがどうしても起きられないのならこの方法が有効です。
カーテンはあえて開けて寝る
朝日の眩しさで起きられるように、あえてカーテンを開けておくのもいいですよ。遮光カーテンにしてしまうと、いつまでも暗くて体も朝を感じることができなくなってしまいます。
その日の楽しみをひとつ作っておく
朝ごはんに大好きなものを用意したり、早く起きて近くのパワースポットまで歩いてみるなど、ワクワクすることを作っておくと楽しみで目覚めもよくなります。
休みの日も起床時間は大きくずらさない
普段は早起きできるようになったけれど、休みの日はゆっくり寝ていたい。その気持ちもよくわかります。
しかし、お昼まで寝てしまってはせっかく整ってきたリズムがまた乱れてしまうことになります。毎日必ず同じ時間に起きるというのは無理でも、起床時間のずれは1~2時間程度におさえましょう。
とにかく10日間は続けてみる
早起きを習慣化するためには、最低でも10日間は続けてみましょう。3,4日では体がまだ覚えてくれません。続けることで体もリズムを整えていきますから、徐々に早起きが苦にならなくなります。
根っからの夜型という人でも、朝型にチェンジできた人はたくさんいます。自分にはできないと思わず、10日間続けてみましょう。新しい自分を発見できるかもしれませんよ。
早起きするには早寝を意識する
早起きを成功させるには、実は早寝を意識したほうがよいのです。ダラダラと夜遅くまでおきていて早起きしようというのはムリな話。
□時には布団に入ろうと自分で決めて習慣化するのが早起きのコツです。
また、なかなか寝付けないという人には寝付けなくしてしまう習慣ができている可能性も。
たとえば、遅くまでテレビやスマホを見たりしていませんか。これは光やブルーライトが眠りを妨げてしまいます。特にスマホはいじりだすとつい長時間見てしまいますよね。
寝る1時間前にはテレビもやめてスマホもいじらないようにしましょう。どうしても見たいのであれば、それを朝時間にするのがいいですよ。
眠気を誘うために、ぬるめのお風呂にゆっくり入るという方法もオススメです。ぬるめのお風呂は体をリラックスさせてくれますから、気持ちよく眠れるようになります。
朝時間の有効的な活用法
運動,ヨガなど体にいいことをする
運動不足が気になっているけどなかなか時間が取れないという人は、朝時間を運動に活用しましょう。朝早い時間のウォーキングは空気もすがすがしく気持ちがいいですよ。
どうしても眠気が取れない人でも、体を動かすことで目が覚めますし、朝に代謝を良くしておくことでダイエットにも効果をもたらしてくれます。
資格の勉強や趣味の時間に使う
朝は前日の疲れが睡眠によってリセットされ、頭がスッキリしていて集中できると言われています。この時間を活用して取りたい資格の勉強をしたり、趣味に集中するのもいいですね。仕事に有効な本を読んだり、話題の本を読むのも自分のためになります。
1日のご飯や作りおきでヘルシーな食生活に
朝のうちに夜ご飯の仕込みやお弁当のための作りおきおかずを作っておくと、疲れて帰ってきてもすぐにご飯が食べられます。作りたくないからとお惣菜を買うのも防げて、結果ムダな出費を抑えることもできます。
作りおきはお弁当はもちろん、朝ごはんや夜ご飯にも使えます。きちんと作って食べることでヘルシーな食生活になりますし、体調も良くなり太りにくい体質をつくっていくことができます。
まとめ
早起きにはいいことがたくさんあるとわかりましたね。ついつい夜型の生活になってしまいがちなネイリストさんもこれを機に早起きに挑戦してみましょう。夜遅くに何かをするよりも、朝のほうが集中力もあり効率がいいそうです。
また、化粧や身だしなみを万全にして仕事に臨むことで、お客様へ与える印象もぐっと良くなるでしょう。朝活で自分の魅力をアップさせましょう。