陽の光が暖かくて気持ちのよい季節がやってきました。
しかし、女性にとっては手放しに日差しを気持ちいいとばかりも言っていられません。
そう、日焼け対策です。紫外線は外部に見えるしみやシワを増やすだけでなく、
肌の内部にまでダメージを与えてしまうものです。ですのでダメージを受けてしまう前にしっかりとした紫外線対策が必要なのです。
穏やかな気候を楽しむためにも、紫外線対策をバッチリ決めてから外出をしましょう。
日焼けを避けて美白をキープするための方法をご紹介します。
日焼け止めだけで安心していませんか?
当然ながら日焼け止めの効能は、その名の通り紫外線からお肌を守ることにあります。
日差しの強い屋外だけでなく、
近所へのおでかけや室内に長時間いる場合などでも紫外線は襲いかかってきます。
一度に塗るために必要な日焼け止めの量は顔であれば大体500円玉くらいと言われています。
少し多いのでは?と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、
日焼け止めに書かれているSPF〇〇という数値は、使用量しっかり使った時に効果が出る数値ということなので使用量も意識してこまめに塗るようにしましょう。
しかし、日焼け止めは紫外線を遮断する働きには優れていますが、
お肌の美白を促すものではありません。それに100%紫外線をカットできるわけではないので、
これだけでは決して安心できません。
美白への道は健康に通ずる
続いて、日焼けのメカニズムをおさらいしてみましょう。
お肌は紫外線を感じると、細胞を破壊されないようにメラニン色素を分泌します。
メラニンと聞くとシミやそばかすを思い浮かべ、敵視する方も多いと思いますが、
本来は細胞を紫外線から守ってガン細胞化を防ぐものなのです。
そんなメラニン色素ですが、実は1度発生してしまってもお肌の代謝をよくすることで老廃物と一緒に流れていきます。
肌の新陳代謝を良くすることでメラニンの色素を排出するということは表面に出てきてしまったシミはもちろん、内部の隠れたシミなど肌がくすんでしまっている原因となっているものも一層できるということです。
適度な運動、健康的な睡眠リズム、そういった基本的な生活を見直すだけで体温と新陳代謝は上がってきます。
その新陳代謝が良くなるに連れて肌の透明感もアップするようになるのです。
基礎をおろそかにしていては、せっかく美容液を使っても効果は存分には発揮されません。
ここまでお伝えしたポイントを実践すれば、美白のための土台が出来てきます。まずそうした基本を心がけましょう。
仕上げは美白系美容液
そして、ここからが大事。美白系の美容液の選び方をチェックです!
美白系美容液には美白有効成分というものが入っています。
各メーカーが日夜研究を重ねて、より効果の高い成分を作り出そうと競争しているのです。
その努力の結晶は「特許取得成分」として登録・表示されていることがほとんどです。
主に美白に効果があるとされている成分の代表的なものは、「トラネキサム酸」「ビタミンC誘導体」
「アルブチン酸」「プラセンタエキス」などがあるので、美白系化粧品を求める場合には成分欄をよく見てみましょう。
加えて「医薬部外品」と書いてあるものを見つけたら、お買い上げの候補にしてOK。
この表示の意味は「医薬品の認可は受けていないが、化粧品よりはずっと効果がある」ということなのです。
テスターが置いてあれば、少量を手にとってなじみやすいかを見るのも忘れてはいけません。
いかがでしたでしょうか。日焼け止めだけでは、日焼けの進行を食い止めるだけです。太陽の光の下で白い肌を輝かせるためにも、対策の見直しをしてみましょう!