寝る時間と起きる時間をきっちりと決めていますか?質の良い睡眠をとることができていれば、疲れ知らずの毎日を送ることができます。
キレイで健康的な素敵女子を目指したいという方はまず、寝る時間、起きる時間を一度見直して、自分の体内サイクルを整えることが重要です。
最適な時間にお風呂に入ると眠りやすい
睡眠不足はすぐに顔に出ます。もちろん健康にも良くありません。最近、体の調子が悪いな?風邪を引きやすいな?と思う方は正しい睡眠がとれていない傾向があります。
眠りを誘うには、体の奥の体温である「深部体温」を、ちょうど眠る時間に下げることが重要です。お風呂に入ったら湯船にしっかりと浸かり、体温を上げます。体温を上げることで深部体温が低下して眠りを誘発します。
体が温まりすぎると、かえって眠りの質が低下するので注意しましょう。お風呂は寝る1時間ほど前に済ませるのがベストタイミングと言われています。
湯船につかったらしっかり老廃物を排出するようにふくらはぎのマッサージ、肩のほぐしマッサージなどで体の芯からリラックスするように心がけます。
体内時計を整えるためには
体の中でベストな状態を保つためのリズムを刻む「体内時計」を誰もが持っています。自然に眠くなり自然に起きるのも、この体内時計が働いているからです。
ホルモンの分泌、自律神経、血圧などを正常に調節するためにも、体内時計のリズムがとても重要です。
体内時計を調節は脳でおこなわれます。体内時計を整えるためには、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を増やすことです。メラトニンを分泌の増加を促すには、運動、また日光浴などをするように心がけるようにしましょう。
日中に太陽を浴びるとセロトニンという物質が分泌され、セロトニンは夜になるとメラトニンに変わり、心地よく眠気を引き起こしてくれます。
正しい睡眠時間とは?
睡眠時間には個人差があります。よって正しい睡眠時間というのはありません。ただし、医療の統計データからは、心臓病リスク、または生活習慣病リスクが低いとされている平均7時間が良いと言われています。
人間は90分単位の睡眠時間を意識すると、すっきり目覚めの良い朝を迎えることができると言われています。6時間、7時間半、9時間など、90分単位で睡眠時間を調整し、自分の理想的な睡眠時間を把握することをまず試してみてください。
毎日の生活で眠くなる時間、気持良く起きられる時間をきちんと自分で把握することが大事です。
昼間イライラする、仕事中に眠くなってしまうという人は眠る時間と起きる時間の見直しが必要です。見直しとは生活習慣を変えてみること。
夕食を食べる時間が遅いという人は早めに食事をとる、また寝る直前までにパソコンに向かっている、スマホなどを見る習慣がある場合は、それをやめてみるといった小さな変化で睡眠の質を上げることができますよ。