ちょうど季節の変わり目は模様替え&衣替えはもちろん、引越ししたてでこれから色々とそろえるよ、という方など、自分の過ごす空間と向かい合うことが多くなりますよね。でも、一度綺麗にしても、それが続かない・・・という悩みをお持ちの方、いらっしゃいませんか?
最近では、こんまり先生こと、近藤麻理恵さんの著書なども大ヒットし、テレビでもよく収納特集などやっていますが、こと自分自身のこととなると、やはり第一歩はハードルが高かったりします。ネイリストとして働いていると、サロンも綺麗に保つ必要もありますから、そちらをやったら家ではもうぐったり、寝るだけだからいいかな・・・ともなりがち。でも、せっかくだったら、居心地のいい空間にしたいな、という願望は誰しもあるはず。
そこで今日は、ライフオーガナイザーの方に聞いた、簡単な片付け方法を書いてみようと思います。
片づけは目的ではなく、手段!
そもそもライフオーガナイザーって何?と言う方へ。日本ライフオーガナイザー協会(※協会HP)によると、
“『Organize(オーガナイズ)』を辞書でひくと、『組織する、計画準備する、体系づける、まとめる、結成する』といった意味が出てきますが、アメリカのプロフェッショナル・オーガナイザーの仕事における『オーガナイズ』とは、住居・生活・仕事・人生等あらゆるコト、モノを効果的に準備・計画・整理し整えることという意味で使われています。”(引用:http://jalo.jp/lifeorganizers/)ということ。
片付けるということが主の目的ではなく、ライフオーガナイズで重要な考え方は、「お家が片付いたらどのような暮らしがしたいか?」ということ。
その価値観は人それぞれなので、お片付けの方法も、人それぞれになるということなんですね。
例1)「自分自身の朝の支度時間が半分になる!」
まず最初にとりかかる場所としてもおススメの自分自身のクローゼットをオーガナイズ。
①自分のクローゼットの中身を全部把握する。
②色、素材、形、自分が一番選びやすい基準で整理。
例えば、色別、素材別など、自分が分かりやすく、取り出しやすい状態に整理することで、朝の準備時間の短縮になるんです。自分が苦なく分類できる仕組みを作ってしまえば、考える時間も短縮でき、ストレスもたまらず、いつも心地いい空間と安定した気持ちが保てるというのもまた発想にないことだったりしますよね。
例2)「ずっと息子が大好きだったオモチャを全部捨てることができた!」
ママネイリストさんであれば、ぜひこちらも参考に!帰ってから忙しくご飯の準備や家事に追われていると、どうしてもイライラ子どもにあたってしまいがちではありませんか?そんなとき、オモチャが散乱していたりしたら怒りたくなくても怒ってしまう気持ち、よく分かります。そんなお母さんに、ぜひ実践してもらいたいのがこちら。
①たとえばお子さん用のおもちゃ箱を決めます。
②からっぽの状態で、好きなものをこの中にどんどん入れて、
③残っていたらどうするか?を一緒に考える。
この過程では、まず1回何があるのか全部見てみることが大事。そこから、いるもの、いらないものを子供が自分で考えながら決めることで、その後も自主的に片づけをしてくれるようになるんだとか!
このやり方は、最初にも少しふれましたが、「こんな風に過ごしたい」と言うイメージがあってこそ。そういう意味では、ネイルサロンの中も、同じ思考でしっかりと整理することができるはずですよね。一度、スタッフの皆さんと、どんな方法や導線がいいか、何をどこに置くと効率的なのか、そんな観点からお店を見渡してみて、その上でいるもの、いらないもの、どうしたらイメージと近くなるのかを話し合うのもいいかもしれません。