私も35歳になり、10代後半に漠然に思っていた大人の女の年齢となりました。20代のころには考えたくなかったけれど、女として35年も生きれば、経験もそれなり。酸いも甘いも多少は噛み分けてきたと思います。会社を経営し、息子を育てながら、日々多くの経験を積ませていただく中ですが、最近、その人の歩んできた道から、その人の人となりが顔に現れてくることもよく分かるようになりました。
―20歳の顔は自然の贈り物。50歳の顔はあなたの功績 ココ・シャネル
シャネルの名言の一つ。
わたしの大好きな言葉です。
齢を重ねていくことを「老い」の一言で片付けるのはナンセンス。これまでの功績が積み重なって、ほんとうに魅力ある表情が備わっていく・・・という意味。
ただし、功績とは、立派な賞を貰うことや、有名になるということではなく、人に対してどう接してきたか、人として、どうあったか、だと思います。
最高の美容法、「性格のアンチエイジング」!
話は美容に戻しますが、わたし達女性は肌はもちろん、髪から爪の先まで、ボディを磨くこと、そしてアンチエイジングにはとても一生懸命です。ネイリストの皆さんであれば特に、このあたりの意識の高いお客様を日々接客されていますよね。でも何となく、「美意識」の向け方に違和感を持っている方いらっしゃいませんか?
やれ、コエンザイムQ10がいいらしい、
やれ、ダイエットには酵素がいいらしい、
やれ、ココナッツオイルがいいらしい、
年がら年中TVや雑誌、キュレーションサイトの情報を鵜呑みにしてしまっている人も正直とてもたくさんいると思います。
でも、そんな事をする前に、気づいたときからまず、やるべき美容法は、【性格のアンチエイジング】じゃないかしら?と思う今日このごろ。
歳を重ねるにつれ、
人の意見を聞かなくなったり、
自分の価値観が正しいと思い込み、
それ以外は認めず、頑固者になったり、
経験が邪魔をする、、ではないですが、
ふてぶてしく傲慢な態度になってしまったり、
これらは、すべて心の老化であり、女性の美しさを邪魔する現象なのです!
皆さん、気付いてますか?
心は顔を造ります。
怒りっぽい人は、眉間にシワをつくるし、
悪口が多い人は、口が尖るか、曲がるかです。
反対に、
いつも笑顔でいる人は、
笑いシワさえ、
とても美しく見えるものです。
はっ!と今の自分を振り返ることのできた方はまだまだ大丈夫。
今日から、性格のアンチエイジングをすればいいだけです。
性格のアンチエイジング3ヶ条!
やり方はこちら!
①に、人の悪口を言わないこと。
②に、常に謙虚でいること。
③に、人を幸せにすること。
この3つをすればいいのです。
人の悪口を言わない
①人の悪口を言っているときは、たいていどこかの顔の筋肉が歪んでいます。筋肉は形状を記憶しますし、歪みがでるということは、シワ寄せがあり、そのシワが、そのまま、深く刻まれてしまうのです。悪口をいっている女の顔は5歳は老けて見えるもの!恐ろしいですよね。
常に謙虚でいること
②常に新しいことへチャレンジし、学ぶ精神を身につけるようにしましょう。なぜならば、人は知らないものに触れるとき、自らの無知を認識し、謙虚になれるから。まだまだ、自分の知らない世界があるという現実と向き合うことが大切です。
人を幸せにすること
③性格を悪くする原因のひとつとして人には認めてもらいたいという”承認欲求”があります。これが満たされないと、性格が歪んできます。わたしだって、あの人のようにありたい、そうして、あの人のように認められたい。そんな欲求を満たすには、「人を幸せする行動をとること」なんですね。感謝してもらいたいから○○をする、ではなく、”共有できるという幸せ”にフォーカスしてみましょう。
どんな高価な化粧品や高級エステに行くよりも美しくなる。性格のアンチエイジングを身につければ一生ものです。そこには、プライスレスの価値がありますよ!