せっかくの休日だし、久しぶりにマニュアを塗ろうとしたら、ドロドロに固まっていて塗りづらい!なんて経験はありませんか?
お気に入りのマニキュアだったのに捨てるのはもったいないですよね…。
今回はそんな時のために、固まったマニキュアを即時に復活させる方法をご紹介します。
とっても簡単にサラサラに戻すことができるので、ぜひ試してみてくださいね。
マニキュアが固まる原因とは
蓋がきちんと閉まっていないから
そもそも、マニキュアはなぜ固まってしまうのでしょう。マニキュアが固まる原因としてよく言われるのは、ボトルのふちにマニキュアがついたまま蓋をすることで、蓋がきちんと閉まらずに中身が蒸発してしまうことです。きちんと閉めているつもりでも、汚れを残してしまうことで隙間ができてしまっているんですね。
これはマニキュアを使い終えた後に、ボトルのふちについたマニキュアを除光液できれいに拭き取るというひと手間で解消され、マニキュアがドロドロになるのをかなり防げます。
購入してから何年もたっている
購入してから数年たっているマニキュアは、保管状態にもよりますがやはりドロドロになってきたり分離したりと劣化が進みます。保管状態をきちんとしていれば、マニキュアの色味や質にもよりますが3年くらいはもつこともあります。
しかし、開封してしまったマニキュアは基本的に劣化が進んでいきますので、できるだけ気に入っているうちに使い切ってしまいましょう。液が分離してしまったものは思い切って処分したほうがいいです。
マニキュアの正しい保存方法
直射日光の当たらない涼しい場所がおすすめ
マニキュアは色がキレイでボトルデザインが可愛らしいものも多いので、見えるところに飾っておくという人も多いかもしれません。ただ、マニキュアを長持ちさせたい、最後まで使いたいと思うのなら保存方法にも気を使ってみましょう。
マニキュアは、日光が当たることによって紫外線の影響を受けてしまい、変色したり劣化を進めてしまいます。なるべく直射日光の当たらない場所で保管するのがいいですよ。また、温度が高くなる場所はドロドロ化が進む原因にもなるので、できるだけ涼しい所がおすすめ。
あまり日の当たらない部屋の引き出しの中や、蓋つきのボックスなどがいいかもしれませんね。
実は冷蔵庫が最適です
涼しくて日光が当たらない場所として、実は冷蔵庫がマニキュアの保管にはベストなんです。冷蔵庫なら一定の温度に保たれていることも品質保持にいいのでしょう。マニキュアを長持ちさせたいのなら、ボトルのふちは毎回きちんと拭き取ることと、冷蔵庫に保管するのが一番です。
しかも、マニキュアを冷やすことで、塗ったあとの乾きも早くなるという嬉しいメリットが。
マニキュアを乾かす時間は少しでも短縮したいですよね。早く乾かす方法も色々ありますが、「マニキュアを冷やす」というこの方法も試してみてください。
固まったマニキュアを復活させる方法
一番いいのは専用のうすめ液を使うこと
固まってしまったマニキュアの復活法はいくつかありますが、一番は専用のうすめ液を使うことです。うすめ液は100円ショップなどでもありますし、ピンキリですがドラッグストアでも500円程度で買えます。一度買えばしばらく使えるので、ひとつ購入しておくと便利ですよ。
使い方はとっても簡単。うすめ液を数滴、固まったマニキュアのボトルに入れて蓋をして、ボトルをくるくると回しながら優しく混ぜ合わせます。混ざってきたら一度開けて固さを見て、まだ固めならうすめ液を少しずつ足していきましょう。一度にたくさん入れてしまうと、薄めすぎてしまうので、面倒でも数滴ずつ足して混ぜ合わせてくださいね。
お湯につける方法も
マニキュアが固まってしまって蓋も開かないという時、ありますよね。そんな時に有効なのがお湯につける方法です。お風呂よりちょっと熱いくらいのお湯に10分~15分ほど、マニキュアをボトルのままつけておきます。すると、だんだん固まっていたマニキュアがゆるくなってきて、蓋が開くように。
中身も柔らかくなり普通に塗れるまでに復活しますが、温度が下がってくるとまた固まってくるので、復活方法としては一時的と言えますが、開かない蓋を開けるには有効ですね。中身は温まっているうちに、うすめ液で柔らかくしておくといいでしょう。
よく聞くけど・・・実はやってはいけない方法
除光液を混ぜるのは危険です
マニキュアを除去する時に使う除光液。固くなったマニキュアを溶かしたいなら除光液でも良いのでは?と思いますよね。実際にやっている人もいるでしょう。
しかしこの方法、実は危険なんだそうです。除光液にはアセトンという成分が含まれているのですが、これが密閉されたボトルの中で気化するとボトルが破裂する恐れがあるのです。試してみたけれど大丈夫だったという人もいるかもしれませんが、絶対に大丈夫とは言えませんし、本来の使用方法ではないためマニキュアの品質劣化も気になります。マニキュアは一時的に使えるようにはなるかもしれませんが、おすすめはできませんね。
目薬がいいという話も
固まったマニキュアに市販の目薬を数滴入れるだけで復活する、という話もよく出てきます。目薬でなぜマニキュアが復活するのかは不明ですが、確かに復活したという人もいれば全く変化がなかったという人もいるので、固まり方の程度によるかもしれません。
いずれにしてもマニキュアに目薬というのはあくまで応急的な方法です。その時は助かるかもしれませんが、その後にマニキュアが変色してしまったり品質劣化が起こるかもということは頭に入れておきましょう。
まとめ
気がついたら固まっていることの多いマニキュア。ちょっとした保存の仕方でドロドロ化することなく長持ちすることがわかりましたね。今は安くても品質の良いマニキュアがたくさんあるので、固まってしまっても新しく買い換えれば済むのですが、お気に入りのマニキュアはなかなか捨てられないもの。
保存場所に気をつけて、専用のうすめ液を常備しておけば、いざという時にも慌てずに済みますよ。