仕事や友だちとの連絡など、スマホは生活に欠かせない存在ですよね。しかし、スマホの使いすぎで二重顎や顔のたるみにつながるかもって、知っていましたか?長時間スマホを使い続けることは、老ける原因にもなるようです。
そこで、今回はスマホの使いすぎで二重顎になる原因だけでなく、予防エクササイズもご紹介します!
スマホの使いすぎで顎がたるむ理由
スマホの使いすぎで二重顎になるという噂ですが、どうして顎がたるむのでしょうか?
二重顎やたるみの原因は筋力の低下
二重顎や顔のたるみの原因は、以下の3つの理由が考えられます。
①筋力の低下
②体重の増加
③姿勢の悪さ
特に、スマホが原因である二重顎には、筋力の低下が関係しています。スマホを見るとき、目線だけでなく顔や首も、下を向いていませんか?首が前にかたむく姿勢は、あごの下周辺にある筋肉(オトガイ筋)をおとろえさせてしまいます。
また、スマホの一点を見つめるので無表情が多くなる、口がへの字になるなど、無意識に顔が固まっています。顔には30種類以上の表情筋があるので、表情筋がかたまると、皮膚が垂れ下がり、たるみにもつながります。
そのため、長い時間同じ姿勢でスマホを見ていると、顎まわりの筋肉が弱くなって、二重顎や顔自体がたるんでしまうようです。こまめに顔や口周りを動かすことが大切ですね。
二重顎やたるみがある人の特徴
二重顎や顔にたるみのある人には、共通する特徴があります。
①肩こりがひどい
②むくみがある
③姿勢が悪い
スマホで同じ姿勢をしていると、体の血液の循環や、リンパの流れが悪くなります。血液やリンパは、老廃物を体外へ出す役割があります。しかし、長時間の同じ姿勢により、老廃物が体から出ずに、むくみやすくなってしまうことがあります。
また、姿勢の悪さも実は二重顎やたるみにつながります。首や肩は顔を支えている部分です。しかし、首や肩が凝ると顔も動かしにくくなり、ゆがみが生じることもあります。
二重顎や顔のたるみは老けて見られる原因になる
二重顎や顔がたるんでいる人を見ると、「老けているなあ」と感じることはありませんか?どうして二重顎や顔のたるみがあると、実年齢よりも老けて見えるのでしょうか?
加齢とともに、体は下へさがっていく
加齢とともに、体は重力に逆らえず、下へとさがっていきます。体だけでなく、もちろん顔の皮膚も垂れ下がり、筋肉も衰えていきます。胸などが加齢で垂れ下がることも、同じ原理です。
あご周りがたるんで下がっている状態は、どことなく「年齢を重ねた人にあらわれる症状」というイメージがありませんか?二重顎やたるみは年齢を重ねるとあらわれる、というイメージが強いため、「二重顎や顔のたるみは老けて見られる」と言われるようです。
二重顎やたるみは30代後半にグッと増える
「顎のたるみが気になりはじめた」という悩みは、30代後半になってグッと増えます。早ければ20代からあらわれる人もいますが、30代によく見かける悩みです。
特に、女性は30代後半となると、子育てや、仕事で役職について忙しくなります。忙しいと、どうしても自分のことにかまう時間が減ってしまいます。
加齢だけでなく、忙しいことも原因で、二重顎やたるみに気づかず、予防できないまま悩む人が増えるそうです。
20代や30代前半から予防することも大切
ここまでを読んで、20代や30代の方は「私はまだまだ大丈夫!」と、安心したかもしれません。しかし、油断はできません。前述したように、スマホが普及したことによって、二重顎や顔のたるみが早まっている可能性があります。
まだまだ若いのに、二重顎や顔のたるみに悩むのは、つらいですよね。いつまでもきれいな顔のラインを保つためにも、20代や30代前半でも予防をしていきましょう。
二重顎に効果的なエクササイズ手順
ここでは、早いうちから二重顎を予防するエクササイズをみていきましょう!
顎周辺の筋肉を鍛える
スマホで二重顎になる原因は、顎周辺の筋力の低下によるものであるといわれています。日常生活の中で、まずは顎まわりの筋肉を鍛えるエクササイズです。
①上を向いて舌を突き出す
②舌を出したまま5秒間ほどキープする
③舌を戻して、顔も前向きに戻す
とても簡単なエクササイズです。二重顎やたるみを防止するだけでなく、顔まわりが痩せる効果もあるそうです。
1日に何回という制限はないので、気がついたときや、夜お風呂で湯船につかっている時などにエクササイズをするように心がけてみてください。
二重アゴの予防と一緒に、フェイスラインがすっきり見えてくるようになります。
スマホをさわっているときにするエクササイズ
次は、スマホを見ているときに、前かがみに出ている首を戻すエクササイズです。
①首をグッとあげて、右ななめ上を見るように10秒間キープする
②左ななめ上を同じように向いて10秒間キープ
エクササイズをしてみると、首が伸びているような感覚はありませんか?首をこまめに伸ばすことで、凝りかたまっている部分が解消されて、顔のたるみ・ゆがみ防止になるようです。
日常生活で気をつけたいこと
エクササイズ以外にも、以下のことに気をつけてみてください。
・食事でよく噛む
・こまめに顔をあげる
噛む回数を増やすだけでも、顎は鍛えられていきます。例えば一口ごとに30回は噛む、噛むあいだはお箸を置くなど、意識的にルールを決めて置くと、継続しやすいですよ。
また、スマホを見ているあいだもこまめに顔をあげるようにしましょう。
まとめ
現代の生活においてスマホの利用はかかせないものとなっており、利用する際の顔のうつむきや表情の固まりなどは無意識のうちのおこなってしまいます。
そのため、顎のたるみを予防するには意識的なエクササイズが必要になるのです。
ちょっとした時間でできることなので、「最近ちょっとたるみが気になるな」という方はぜひ始めてみてはいかがでしょうか。