女性のほとんどが毎日メイクをし、それぞれこだわりのメイク用品を持ち歩いているかと思います。特に、ファンデーションは肌に直接密着するものということもあり、成分や崩れにくさを重視する人が多いのではないでしょうか?
ファンデーションといっても、種類はいくつも販売されています。しかし、それぞれの種類にどんな役割があるのかは、意外と知らないのではないでしょうか?実はファンデーションは使い方や選び方によって、美肌を作ることもできるのです。
そこで今回は、パウダーファンデーションであるルースパウダーについて解説します。また、ルースパウダーにはブラシがおすすめ。そのため、ブラシでメイクする効果や付け方についても解説します。これを読めば、きれいなツヤ肌が手に入るはずです。
ルースパウダーとは
ルースパウダーとは、粉状のファンデーションのことです。サラサラとした質感が汗や皮脂を吸収し、ツヤのある美肌が実現します。
ルースパウダーは粉状のパウダーファンデーション
ルースパウダーは、粉状のファンデーション。いつものメイクやお直しで活躍してくれます。
ルースは「ばらばら」「ゆるんでいる」という意味です。粉状の見た目でサラサラとした質感が分かることから、ルースパウダーと呼ばれるようになりました。
サラサラとした質感は、肌への負担が少ないにもかかわらず、肌にしっかりと定着します。リキッドファンデーションの上から付けることで、ファンデーションが定着し、崩れにくくもなります。
お直しのときにサラッと付けることもできるため、持ち運び用として使う人も多い種類です。
ルースパウダーはツヤのある美肌になる
ルースパウダーは、付けることでツヤ肌になることが期待できます。汗や皮脂を吸収し、崩れにくくするため、夏には特におすすめです。
ルースパウダーには、余分な汗や皮脂を吸収する効果があります。化粧崩れの原因を取り除くことで、色ムラや毛穴が目立たなくなり、ツヤが作りやすい状態に。朝にツヤ肌を作れば、1日中美肌をキープすることも可能になります。
パフよりもブラシの仕上げがおすすめ
ルースパウダーを塗る場合、パフよりもブラシがおすすめです。ファンデーションの付きすぎを防ぐだけでなく、肌への負担も軽減してくれます。
ブラシはパウダーが付きすぎることを予防
ブラシを使うことで、ファンデーションを付けすぎて化粧が濃くなるということがなくなります。 ファンデーションは、パフの方がしっかりと付くため、愛用者も多いです。しかし、付きすぎて化粧が濃くなることもあり、自分ではなかなか気づくことができません。
ブラシであれば、そもそもブラシに付くパウダー量が少ないです。そのため、ファンデーションが付きすぎて化粧が濃くなることも予防できるのです。
ブラシの選び方
ブラシは、以下の3点に注目しながら選んでみましょう。
・毛質がやわらかいもの
・毛量が多いもの
・扇型のように広がっているもの
ブラシは広がっている方が肌に当たる面積が大きく、顔全体にファンデーションを付けることができます。さらに、広い面積にあたる方が薄付きになり、付けすぎを防ぐ効果も。また、毛がやわらかい方が肌への刺激も少なく、美肌をキープできます。
ファンデーションの量を調節できるだけでなく、肌への刺激を少なくすることもできるのです。
週に1回のお手入れは欠かさないで
ただし、ブラシはお手入れを欠かさないでください。1週間に1回は洗って、汚れを落としましょう。
女性ならば、ほとんど毎日メイクをするかと思います。そのため、ブラシは毎日使う道具となります。ブラシにはルースパウダーはもちろん、顔の皮脂やファンデーション、ホコリなど、日々の汚れが蓄積することに。そのまま使うと、汚れも一緒に顔に付いてしまうのです。
汚いままブラシを使っていると、ニキビや肌荒れの原因になります。1週間に1回は、以下の手順で洗ってみてください。
①ブラシをぬるま湯で洗う。
②石けんやクレンジングで汚れを落とす。
③しっかりと乾かして終了。
きちんと乾かないまま収納してしまうと、さらに雑菌が増える原因に。1日中乾燥させるのがおすすめです。
ブラシを使ったルースパウダーの付け方
最後に、ブラシでルースパウダーを付ける方法をご紹介します。
用意するもの
まず、以下のものを用意してください。
・ルースパウダー
・ブラシ
たったこれだけです。ブラシは持っていなくても、薬局に行けば1,000円くらいで販売しています。
ルースパウダーの付け方
ルースパウダーは、以下の手順で付けてください。
①ルースパウダーをブラシにつける。
②顔につける前に、手の甲にサラッとつけて量を調整する。
③顔の中心部、鼻からほお、おでこの方へ向けてクルクルと回しながらつけていく。
④小鼻や目の周りにつけ足す。
⑤フェイスラインをぼかしながら塗っていく。
⑥ブラシのルースパウダーをティッシュで取る。
⑦パウダーを取り除いたブラシで顔全体を払い、よけいなパウダーを落とす。
顔につける前に手の甲につけることで、ルースパウダーの付きすぎを予防。また、最後にブラシで顔を払うことで、ここでもよけいについたパウダーを落とすことができます。パウダーがつきすぎると、顔色が不自然になるため、必ず行いましょう。
まとめ
ルースパウダーという、サラサラとした粉状のファンデーションがあります。このサラサラとした質感が汗や皮脂を吸収し、肌の色ムラを防いだり、毛穴を隠したりしてくれる効果があります。
ルースパウダーは、パフではなくブラシで付けるのがおすすめです。というのも、ブラシを使うことファンデーションの付けすぎや肌への刺激を少なくしてくれるのです。ブラシを選ぶ際は、
・毛質がやわらかいもの
・毛量が多いもの
・扇型のように広がっているもの
という3つのポイントに注目して選んでみてください。
また、ブラシは汚れが溜まりやすいです。1週間に1回はお手入れをしてくださいね。ルースパウダーとブラシで、きれいなツヤ肌を実現させましょう。