あなたはいつものメイクにハイライトを入れていますか？ハイライトとは顔の高いところに明るい色を入れることで、のっぺりした顔にメリハリをつけてくれるアイテムです。
ハイライトを入れると、メリハリはもちろんのこと、ツヤ感を出したり、小顔を演出したりといいことづくめ。今回はハイライトの使い方やアイテムの種類などを紹介します。
ハイライトメイクの効果
のっぺり顔にメリハリを作ってくれる
私たち日本人の顔は、凹凸が少なく言ってしまえば「のっぺり顔」の人がほとんど。そんな顔にハイライトをちょい足しするだけで、立体感を出し彫りの深い顔に変身できるんです。
とはいえ、いつもファンデーションにアイメイク、眉とチーク、リップで終了という人は多いのでは？たかがハイライトですが、されどハイライト。何となく入っているかな、くらいでも絶大な効果を発揮してくれます。
光と影をうまく使い小顔に見せる
顔にメリハリができるというのは、光を集める部分となるハイライトと、影になる部分があるから。この光と影を上手に使えば、本来の顔よりも小顔に見せることも可能なんです。
小顔マッサージのように大きさが変わるわけではありませんが、凹凸をしっかり出すことでスッキリ顔に。少しでも小顔に見せたいのであれば、ヘアスタイルを工夫するのもひとつの手ではありますが、メイクでひと手間かけることも大切です。
光を集めて美肌に見せる
これまでメリハリや小顔効果などを伝えましたが、ハイライトにはもうひとつ、美肌に見せる効果もあります。ハイライトを入れた部分に光が集まることで、内側から発光しているようなツヤ肌に見せることができます。
また、くすみやシワが気になる部分にハイライトを使うと、光の効果で目立たなくなるという嬉しい効果も。特にパールが入ったハイライトはツヤっぽさを出してくれるので、うまく使うといいでしょう。
ハイライトの種類について
パウダーやクリーム、下地など色々なものがある
それでは、ハイライトを用意するとなるとどんなものがいいのでしょうか。ハイライトにはベースメイクを終えた後に使えるパウダータイプのものや、リキッドファンデやクリームファンデに混ぜて使えるもの、また下地としてファンデーションの前に使うものなど色々な種類があります。
パウダータイプはブラシでささっと入れることができるので、初心者でも簡単に使うことができますし、ファンデと混ぜて使ったり、下地になっているものは、肌のツヤを消すことなく自然なメリハリを作ってくれます。自分の求める質感や手軽さなどで選ぶといいでしょう。
ハイライトはどんな色を選べばいい？
一般的にハイライトとして販売されている多くは、ホワイトですよね。光と影ですから、一番明るいホワイトというのは一番メリハリがつきやすい色でもあります。
ただ、ハイライト初心者さんだと、ホワイトを入れすぎてやりすぎ感が出るのも心配。そんな時には白に近いピンクやベージュ系を選ぶと肌になじみやすく使いやすいでしょう。
ゴールドも肌なじみよいうえに華やかなイメージを作ってくれるので、時と場所によって使い分けるといいですね。また、ブルーやパープル系をハイライトに使うと、くすみが飛んで肌の透明感がアップします。
まずはプチプラから試してみても
ハイライトはドラッグストアで買えるプチプラからハイブランドまで様々な商品があります。高くていいものはもちろんありますが、まずはプチプラなものから試してみるのもいいでしょう。
自分になじむカラーやパール感の強さ、使い勝手などはすぐに見極めるのは難しいと思うので、使い方に慣れていきつつ、自分にぴったりの商品を見つけてみてください。
小顔に見せるハイライト使いのポイント
顔型に合わせたハイライトを入れる
小顔に見せるためには、自分の顔型に合ったハイライトを入れることが大切です。丸顔、面長、逆三角と顔の形はそれぞれですが、ハイライトの入れ方で理想の卵型に近い印象に持っていくことができるのです。
丸顔さんのハイライト使い
丸顔さんは、おでこの中心から鼻筋にかけてと、目の下部分から目尻の方に向かってUの字を描くようにハイライトを入れましょう。最後にあご正面に入れれば完成です。光が顔の中心に集まることで、丸顔を引き締めてくれます。
面長さんのハイライト使い
面長さんは、縦に長い輪郭が強い印象を持つため、直線の印象をやわらげるよう丸く丸くハイライトを入れるのがポイント。
ハイライトを入れる部分は丸顔さんと変わりませんが、くるくると丸く入れるように意識してみてください。ふんわりとした印象に変わりますよ。
逆三角さんのハイライト使い
逆三角さんは、印象がシャープなのでそれをやわらげるようにハイライトを入れていきます。
おでこ部分は三角形に入れて目の下には入れません。重点的になるのは尖ったあごの部分。横長に大きくハイライトを入れて光を拡散させ、シャープな印象をやわらかくします。
エラ張りさんのハイライト使い
エラ張りさんのハイライトは、おでこの部分は三角形を描くように入れていき、目の下とあご部分は逆三角形を意識して入れます。顔の中に三角形を持ってくることで光のメリハリができて、エラが目立たなくなります。
もっと小顔を目指すなら！シェーディングも入れてみよう
ハイライト使いで小顔を作ることはできますが、ハイライトの逆で影を作るシェーディングも同時に入れると、さらにメリハリのある小顔に。ハイライト使いに慣れてきたら、ぜひシェーディングも入れてみてください。
まとめ
顔にメリハリをつけてくれるハイライトの効果について紹介しました。やりすぎなければ初心者でも簡単に取り入れられるのが魅力ですよね。簡単なパウダーから、自然に見せるクリームや下地と種類を選べるので、自分の使いやすいものをチョイスしましょう。
そして、小顔に見せるなら自分の顔型に合った入れ方を。ハイライト自体、はっきりくっきり見せるものではありませんが、入れ方ひとつで大きく印象が変わります。小顔になるポイントをしっかりつかんでくださいね。
