ネイリストさんにとって一番の繁忙期でもある慌しい年末から年始の連休を追え、ようやく少しだけ自分の時間を持てる…そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか?新年はやはり、心機一転、新しいものにトライしたり、新しい視点でモノを見たりするチャンスでもありますよね。今日はデザインの知識や考え方を多面的に見て、ネイルの芸術に活かす3作品をピックアップして皆さんにご紹介します。
「なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉」筒井 美希 著
引用:http://naruhodo-design.com/
雑誌編集の女性デザイナーさんの著書。デザインする上で必要な基礎、概念、ルール、プロセスを別のものに例えて見方を変えてみたり、図解やイラスト、写真などの豊富なビジュアルで解説しています。ビジネス寄りですが、人に訴えかけるという点で必読の1冊。
「センスは知識からはじまる」水野 学 著
皆さんご存知「くまモン」のアートディレクションを手掛けた方の本。センスは特別な才能ではなく積み重ねの賜物。普段からどんなことに気を付けていけば磨かれていくのかがまとめられていて、自分自身やお客様へのアドバイスにも反映できる一冊。
「366日のちいさな物語」北岸 由美 著
少し趣向は異なりますが、今Instagramで6万以上のフォロワーから注目されているイラストレーターのカラフルでかわいいイラスト集。毎日投稿されているその日その日の日めくりカレンダーのようなイラストを見るだけで感性が刺激されること間違いなし。色んな商品にも採用されているので、きっとネイルにも活かせる。イラストから生まれる物語を感じてください。
最近は、ネットで様々な情報を見ることができますし、ネイルデザインも検索すればすぐに大量に世界中のものを見ることができます。でも、そういうものではなく、活字から自分の想像を膨らませつつ、世界観を感じたり、イメージしたりする過程もまた、大切なものですよね。スマホをたまには手放して、ぜひこういった本にも触れつつ、感性やアイデアを磨いてみてくださいね。