ネイリストはどのくらい勤務時間があるのか、ネイルの技術を向上させるためにいつ練習しているのか、実はあまり知られていません。
実際、経営体系によって勤務体制は大きく変わってきます。自分はどういう働き方をしたいのか、しっかり考えていく必要がありますね。
サロンの形態によって勤務時間は大きく異なります
繁華街などにあるネイルサロンは夜遅くまで営業している店舗があり、仕事が遅くなる人などにとても重宝されています。営業時間が長くなるため、スタッフも多く雇用して「早番」や「遅番」の形態にしている店舗が多いようです。
基本的に自宅兼店舗で営業していたり、マンションの一室や郊外などの住宅街などの「隠れ家」的なネイルサロンでは営業時間を自由に設定できることが多く、少人数での営業なので完全予約制にしているところが多いです。朝10時から夜7時までの実働8時間程度が一般的です。
サロンの形態によって休日も異なります
休日はサロンの形態によって大きく異なります。ネイリストはサービス業なので多くの人が休日の土日や祝日は一番繁忙です。
平日に定休日を設定しているサロンが多く、働いているスタッフの休日も平日が多いです。もちろんサロンによってはシフト制で交代で休日を設定している場合もあります。
自宅や個人で営業している場合は完全予約制にしているサロンが多いので休日を自由に設定できます。
練習時間はいつ?オープン前や閉店後、空き時間を有効活用するサロンも
ネイルサロンでは多くのサロンが予約制にしている場合が多いので、空き時間というのは比較的明確です。
練習時間は予約の空き時間に行っていることも多くありますが、サロンによっては営業前に行っていたり、練習日を設け、営業後に練習をしているサロンもあります。もちろん、休日にセミナーや講習会などを開催している場合は休日でも参加して技術向上に努めることもあります。
流行や新しい技術が次々と出てくるネイル業界では日々練習をして技術の向上に努めるのも大切な仕事ですね。自主的に技術の向上を行う向上心と研究心がとても大切です。
ネイルサロンは営業の形態によって勤務時間や休日、練習のタイミングも大きく変わってきます。土日の休みや大型連休がなかなか取れない点はサービス業の宿命と言えますが、その分、自分の技術でお客様に接することで喜んでもらえるという技術者としての喜びを得ることができます。
自分が将来どういうネイリストになりたいか、またネイルの世界は常に向上心と自分自身の努力がとても大切ですね。