年々増えているネイリスト人口、これから目指す皆さんにはライバルがいっぱいです。
でもサロンへの就職や、サロン自体を持つことだけがゴールではありません。新しいデザインを見つけることも、ネイリストの目標の1つです。
流行のデザインを取り入れてみるという手もありますが、自分でデザオンを考えられるようになれば他店にはないデザインができる!ということで新規のお客さんが増えるきっかけにもなりますし、リピーターさんにも喜んでもらえることが多くなりそうですよね。
ですが、そのためのデザインの引き出しをどうやって増やすかというのがプロのネイリストさんでも悩んでしまうとことではないでしょうか。
今回はまだ誰もやっていないようなデザインを作るきっかけとなる方法や行動をご紹介します。
まずはオープンな視点を
ネイルのデザインにも色々なジャンルがありますが、敬遠しているものはありませんか?
得意なデザイン、苦手なデザインというのがというのがやはり誰にでもあるので、偏りがちになってしまったり似たようなデザインが増えてしまうのは仕方がないのですが、技術的な問題ではなく、趣味に合わないから取り入れないというのは自分でデザインの幅を狭めてしまうことになるのでもったいないです。
今まで挑戦したことのないデザインも1度取り入れてみましょう。
「キャラものは子供っぽいから好きじゃない」、「コテコテのデコレーションは品がないからちょっと……」などの趣味嗜好があるかもしれませんが、ネイルのスタイルを選ぶのはあなたではなくお客様です。
実際の施術に気が向かなくても、紙とペンでデザインだけでも起こしてみましょう。意外なひらめきに出会えるものです。
悩まずに、街に出よう
アイディアがなかなか出てこないという時は、考え込んでいてもデザインは出てこないので、思い切って外へ出て見ましょう!
まずは好きなブランドショップへ立ち寄ってみましょう。ファッションもシーズンごとに新しいデザインがでていることが多いのでネイルのデザインの参考にもなります。
そして外でデザインのヒントを探す時は普段なかなか行かない場所にも行ってみてください。動物園で動物をじっくり観察してみたり、美術館で有名らしき画を眺めてみたりというのもオススメです。
動物園は子供の頃によく行ったなという人でも、小さい頃に見た風景と大人になってから見る風景は違って見えるものです。
世の中にありふれているものでも、あなたの目を通すだけであなたのオリジナリティと混ざり合って面白いものが出来上がることがありますよ。
他のデザインの世界ものぞいてみよう
ネイルブックをはじめ、ネイルのデザインを考えるための本やホームページがこの世にたくさんあります。
でも、ネイルデザインだけではなく、他のデザインの世界ものぞいてみましょう。たとえば着物の伝統的な文様を集めたものなどを模写してみると、昔の人のデザインに意外な気遣いが見えることもあります。
例えば、日本の伝統文化である着物の柄を集めてまとめた本やサイトがありますが、これを模写して見るというのも面白いですよ。着物の柄には日本の四季をもとにしたデザインや昔の人の感性が盛り込まれたデザインがたくさんあるので今まで自分では思いつかなかったデザインが出来上がることもあるのではないでしょうか。
あるいはニューヨークのグラフィティアート集などを見れば、スプレーで描かれたダイナミックなデザインがあなたを刺激してくれるかもしれません。そうした新しい刺激は、必ずネイルのデザイン力に還元されるはずです。
いかがでしたか?たくさんの競争相手に差をつけるためには、周囲と同じことをしていても意味がありません。自分だけのカラーや、オリジナリティが欲しいと思っている方も多いと思います。
何気なく見た風景や本が、あなたの新たな道を開くかもしれません。色々なところにひらめきのきっかけは転がっています。ぜひ、チャレンジしてみてください!