ネイリストは基本的に定年はありません。ただ現役ネイリストの平均年齢は20代から30代が最も多いです。
ネイリストは一体いくつまで現役で働いていけるのか不安になりますよね。いろんな観点からネイリストの働き方について見ていきましょう。
ネイルを職業にするとき…年齢の壁の現実は?
ネイリストになるとき、定年はありませんし、スクールに通うことになっても歳によって拒否されることはありません。歳を重ねてネイルを始めた人の中には、一般的なネイルサロンで働いている人が自分より若い世代が多く、自分で引け目を感じてしまう、なんて話をよく聞きます。
でも最近はネイルも多くの世代で楽しむものになってきているので、お年を召した方や介護施設でもネイルを行っているほどです。
若いネイリスト以外でも40代や50代のネイリストも多く活躍しています。また年齢を重ねるほど若いネイリストの人にしてもらうことに抵抗を感じる、という方もいらっしゃいます。「もう歳だから…」と夢をあきらめることはないんですよ。
年齢を重ねたネイリストがどうしても感じる年齢の壁とは?
40代や50代のネイリストが直面する壁…、それはやはり体力や視力などといった体調や身体の状態と言えます。
一見座ってゆったりと仕事をしているイメージがありますが、同じ姿勢で長時間施術をしないといけなかったり、ラメやパーツ、細かいアートなど視力がとても大切な職業なので老眼などで、細かい施術がとても大変になってくることもあります。
見た目や仕事に対する情熱に関しては年齢は一切関係ありませんが、こういった体調面はどうしても若い人と比較すると厳しいのも現実です。
ネイリストの将来のビジョンについて
ネイリストの中には年齢を重ねると現役を退き、オーナーや管理職に転向する道や、資格を取得して専門学校教員やネイル講師としてスクールを行う道もあります。
また、年齢層の高いネイルサロンとして、若いネイリストのサロンとは一線を画した経営をして支持を得ているサロンもあり、いろんな形でネイルに携わることが出来るんです。
ネイリストには定年が無いため、いくつになっても働くことは可能です。ただ体力や体調面などの自分自身の衰えはどうしようもないので、自分が年齢を重ねたときにどのような道でネイルに携わっていきたいかは、早いうちからしっかり考えておきましょう。
年齢で夢を諦めず、早めに夢への一歩を踏み出してみた下さいね。