ネイリストになるには独学で資格を取るのは難しい?

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ネイリストを目指す上で、最も確実な道はネイリスト技能検定試験に合格し、資格を取得することです。
そのためにはスクールに通うのが定番ですが、中には家事や仕事、経済的な理由などでそれが難しい方もいるでしょう。

ではネイリストの資格はスクールや通信講座を受講せずに取得することはできないのでしょうか?
今回は独学でのネイル資格勉強について見ていきたいと思います。

独学でネイリストの資格を取る難易度は?

いきなり全否定から入ってしまうようで心苦しいですが、現実的な問題として、独学で簡単に取れるのはネイリスト技能検定の3級、ジェルネイル検定の初級までではないでしょうか。ネイリスト検定2級以上や、ジェルネイル検定の中級以上の取得に関しては、もちろん無理ではありませんが、難易度はかなり高くなります。

というのも、3級は基本的なネイルケアが試験内容であるのに対し、2級はプロのネイリストとしてサロンワークをこなせるレベルが求められるからです。2級取得のためにはネイルスクールでも100時間前後のカリキュラムが組まれる程ですので、独学だと相当な期間じっくりと腰を据えて勉強に取り組む必要があるでしょう。

さらに1級ともなると、通信講座でも対策不可能と言われています。1級の取得では通学制スクールで300時間のカリキュラムを修了しても合格率が6~7割程度しかないのですから、独学でそのレベルに辿り着ける人は、本当にほんの一握りになってしまいます。

独学が難しいとされる理由は?

ではそもそも、どうして独学でのネイルの勉強、資格の取得は難しいのでしょうか?

以下のような独学ならではデメリットが関係していると考えられます。

直接技術指導を受ける事ができない

ネイルアートは非常に高度な技術が必要とされます。
これはやはり、参考書やDVDを見て全てが理解できるものではないので、講師からの指導を直接受けられるスクールとでは身につく技術の質・スピード共に大きく劣ってしまいます。

疑問をすぐに解決できない

ネイルの勉強をしていると、必ず分からない部分が出てきます。

しかし独学ではその疑問をすぐに解消することができません。
単発のセミナーや講習会を受講する時に、インストラクターに質問するなどの方法がありますが、それまで分からない部分が分からないままになってしまいます。

モチベーションの維持が難しい

一緒に学ぶ仲間がいるスクールと違い、独学ではこれだけ大変な勉強に、孤独に取り組まなければなりません。
検定に落ちる可能性も高く(2級は全体で合格率40%弱。独学では更に下がるでしょう。)、心が折れないようにするにはとても強い意志が必要になります。

否定的な意見ばかりになってしまいましたね。
しかし、中にはこれだけ高いハードルを乗り越え、2級どころか1級に合格する人も、ごく少数ですが存在します。

茨の道になるのは間違いありませんが、次に独学でネイルの勉強をする方法をご紹介します。

独学で勉強する方法

教材を買う

ネイリスト技能検定試験を実施しているJNAが、テクニカルシステムシリーズというオフィシャル教材を出しています。
レベル別に内容が別れており、テキストやDVDは5000円前後と高価ですが、ネットショップや古本屋で中古を安く購入することもできます。
独学で勉強する上では必須アイテムなので、必ず目指すレベルのものを用意しましょう。

youtubeを活用する

youtubeにはネイルアートの基本から検定対策まで、非常に多くの動画が投稿されています。
ネイルサロンやプロのネイリストがアップしているものもあるので、教材で分からないところがあればyoutubeを活用しましょう。

単発セミナーに参加する

ネイルのセミナーは意外と頻繁に開催されています。
参加費用の相場も数千円程度で済み、中にはなんと無料のものも。

ひとりでは解決できない疑問を講師に質問するチャンスなので、独学で勉強する上では欠かせないものです。

模擬試験に参加する

セミナーと合わせて参加したいのが模試です。
「わからないこと」を解消できるのがセミナーなら、「自分で気づいていない欠点」に気づくことができるのが模試です。

大手のスクールが開催しており、一般参加も可能。
検定本番と同じJNA認定講師が試験官を務めることもあるので、必ず参加しましょう。

就職活動やサロンワークへの影響は?

独学でネイリスト検定等の資格取得ができた場合でも、その後の就職活動やサロンワークへの影響はどうなるでしょうか。

就職活動への影響は

独学とスクール生とでは就職活動においても格差が生まれます。

スクールにはネイルサロンからの求人が多く寄せられ、またスクールのディプロマ(合格証書)は就職時に大きな信頼になります。
受験に例えるなら、スクール生は内申点が満点な上に、推薦の口も多いといった感じでしょうか。

それに対し、独学ではなんのツテもないので、自分の足で雇ってくれるネイルサロンを探さなければなりません。

サロンワークへの影響は

接客や施術の流れなどのサロンワークに関しては、実際に就職をしてから経験をしていくものですが、スクールによっては、サロンワークを経験するコースを用意していたり、併設しているステューデントサロンで実際に接客、施術を経験できるところもあります。

そういった部分も独学の場合にはないので、就職後も全くの初めての状態からサロンワークを始めることになり苦労することになります。

通信講座なら自分のペースで学べる

これまでに紹介したとおり、独学でネイルを学んで資格取得をし、就職するというのはかなり難易度が高いものになります。

しかし、勉強する人によってそれぞれ事情があり、独学で学ぶという選択をするしかない方がいるのも事実だと思います。もしそういった方の中で、時間や予算の都合で独学を選択せざるを得ない方がいるので、あればネイルの通信講座、通信制スクールをおすすめします。

通信講座や通信制スクールは自宅にいながら、テキストやDVDを使用してネイルを学ぶもので、費用面は通学制に比べると大幅に抑えられますし、何といっても自分のペースで学ぶことができるので、仕事や家事、子育てで決まった時間の確保が難しい方にもおすすめです。

通学のスクールに比べると、対面で指導を受けられない点がマイナスポイントにはなりますが、メールや電話にて添削や質問などをすることができる講座もあるため、独学ではわからないまま終わっていたことも解決させて勉強をすすめることできます。

未経験の方でも資格の取得がおこなえて、就職や開業など本格的なネイリストの活動につなげられる通信講座を2つご紹介いたします。

PBアカデミー ジェルネイル認定講師資格取得講座

PBアカデミーが開講している、ジェルネイル認定講師資格取得講座。

この講座は自宅に居ながらにスクールと同じ学習が出来て、サロンワークに役立つプロ並みの技術が習得できるものになっています。

ジェルネイルの技術を学ぶために必要な教材はすべて揃っており、すぐに始めることができるだけでなく、実際にスクールで使用しているテキストで学ぶことができるため、未経験の方でも安心して始めることができます。

また、最大の特徴として講座の課題を提出し合格することで、PBアカデミーの「ジェルネイル認定講師資格」を取得できるということがあげられます。就職やサロン開業の際の技能の証明として活用していただくことができます。

>>PBアカデミーを詳しく紹介した記事はこちら

PBアカデミー ジェルネイル講座

ヒューマンアカデミー たのまな

あるゆる分野の資格取得の講座を開設している専門校の最大手ヒューマンアカデミーによるネイルの通信講座。

たのまな

ネイルの通信講座だけでも7種類のコースを設けており、趣味として始める人から、ネイルを仕事にしたいプロを目指す方まで目的に合わせた講座をお選びいただけます。また、ネイル検定取得後の就職相談やサロン開業のサポートも充実しているのも大手ならではの魅力です。

自分のペースで進めていくとはいっても検定に合格できるか不安、という方にも安心して受講していただけるように「2級合格保証」が付いているのも魅力です。また、検定対策にとどまらないヒューマンアカデミーのネイル講座は何といっても就職や開業のサポートが充実していることです。

ヒューマンアカデミー たのまな公式サイト

やはり独学では厳しい、という方は通学を

ここまで独学でネイリストの資格を取得することの難しさについてご紹介してきました。

もちろん、通信講座や独学で勉強をして資格を取得しネイリストになった方もたくさんいますが、通信や独学で学ぶのが自分には合わなそうだと思う人向けに通学のネイルスクールについてもご紹介いたします。

ヒューマンアカデミーのネイリスト講座



91.6%の高い就職率と検定の合格実績から多くの方から支持を集めております。
目的に合わせたさまざまなコースが用意されており、趣味で楽しむ方、未経験から就職を目指す方やサロンの開業を目指す方など、どんな方でも自分に合ったコースを見つけることができます。

通学と自宅でのeラーニング(映像)を組み合わせた新しい学習方法も提案しており、
ネイリストとして現場で活躍するためのスキルを身につける、今の時代に合わせた取り組みとして期待がもてます。

拠点数が多く、通いやすいのも大手ならではなので助かります。

ヒューマンアカデミーのネイリスト講座

最後に

繰り返しになりますが、独学で資格を取得し、ネイリストを目指すのはとても険しい道になります。
この上なく非効率的と言ってもいいですね。
やむを得ない事情でスクールに通えない方以外にはおすすめしません。

それでも独学で目指さざるを得ない方は、ハンデがあることを覚悟した上で、今回ご紹介した勉強法をぜひ実践してみてください。

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