ネイリストとして高みを目指したい人に大事なResponsibility -責任について

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寒さも本格化し、紅白の出場者が出揃ったりするといよいよ今年も締めくくりに近づいていることを感じますね。師走という言葉通り、ここから年末までは本当にあっという間。ネイリストの皆さんは繁忙期もピークを向かえ、とにかく日々をこなす毎日を過ごされているのではないでしょうか?

今日は、そんな時期だからこそ、少しだけ早めに1年を振り返る準備として、ネイリストの皆さんに考えるきっかけになってもらえたらいいな、と思う話題を。

「live one’s own life」

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私は時に過去を振り返り、自身を見直す事、とても大事だと思っています。そのとき、その年、もちろん色々なことがあり、いいことばかりでなく、悪いことだってある。でもどんな道も自身で選択してきたことだから、私は、常に”責任”を持とうと思って生きてます。

この“責任”という言葉ですが、これがなかなか難しい。
というのも、この言葉と本当の意味で向かい合うことは、実はそう簡単なことではないのです。
何といっても、嫌な面まで含めて自分を客観的に見ることが必要で、そのために自分を守っていた「殻」を自分で破らなければいけないから。その過程で見なければいけないものもたくさんあるんです。

でも、これができなければ、何事も大成しないなとも。

自分の人生に責任を持つとは

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よく、物事に対して発言をしない人を見かけます。
よく、「特には・・・」「それほど・・・」「しいて言えば・・・」 と低欲求の人を見かけます。

理由を聞くと、「自分一人では何もできない。」 「よくわからない」と答えます。
それって、”責任を持ちたくない”って事なのではないかな?と思う事があります。そういう人達に限って、私には、ちっとも幸せそうに見えません。自分の作ってしまった箱の中で責任転嫁をして生きようとするから。

人を羨んだり、妬んだりしてしまうようになる。いつまで経っても自分が変わることができないのです。なぜ、自分て作った大切な居場所のはずなのに、息苦しくなってしまうのか?

それは、「自分に責任を持とうとしないから」です。

逆を言うと、”責任を持たなくてはならない”となれば、嫌でも自分の意見を言わなくてはならないわけで、好き嫌い・無関心ではいられなくなるんですね。本当に自分の生き方に責任を持とうとすれば、自分自身と向き合う事が必要不可欠になるでしょう。自分なりによく考えて行動するようになるはずです。 そうすれば、自信は必ずついてくるはず。

きっと、このコラムを読んで下さっているネイリストの皆さんも、色々な思いをもって駆け抜けたことが今、頭にめぐっているかもしれません。ある人は毎日頑張って練習をし、次のステップアップに向けて生き生きとしているかもしれない、ある人は職場関係に悩んでいるのかもしれない、ある人はネイリストとしての生き方に迷いを持っているかもしれない、ある人は来年の独立に向けて動いているのかもしれない。

一時的には、大変で、苦しいかもしれませんが、例え辛くても その先には希望の光が見えるはずです。人によって何が責任と考えるか。答えは一つではないと思います。

自分に対しても、社会に対しても、自分の責任を感じなければ、それ相応の生き方になるでしょう。自分に対しても、社会に対しても、自分の責任を感じれば、その生き方は違ったものとなるはずです。

自分の外側を見ている人は、夢を見ているだけ。
自分の内側を見る時、人は初めて目覚める。

スイスの心理学者 ユングの言葉です。

一度しかない自分の人生です。常に責任を持つという事は、幸せの一番の近道だと感じています。例えば今の私にとっては、「守るべき会社」があり、「大事な息子」があること。このことが自分を生かしてくれていることに間違いありません。責任に向かい合ったからこそある「今」であり、そう思えることを感謝しつつ、より精進することを自分に誓いつつ、きっとこの年末も慌しく過ごすことでしょう。
ネイリストの皆様にも、何か感じてもらえることがあれば嬉しいです。

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