コーヒーがやめられない人へ、心がけてもらいたいこと。

「コーヒーがやめられません」 そんな声は、女性からも男性からもよく聞かれます。 特にネイリストの皆さんなど、接客で普段気を張っている分、気分転換に飲まれることも多いかと思います。

コーヒーはカラダを冷やすことで有名ですが、カラダに不調を感じていない方や、冷え性ではない方はどうしてもやめなければ・・・ということもないと思います。

コーヒーは、美容、健康効果の面でも適度な飲み方であれば効果的である論文なども多くありますし、集中力を高めたいときなどは、有効な場合も多々あります。どうしてもこなさなければならない仕事のために、眠気覚ましに飲んでる人も多いですよね。

ただし、「適量」という意識は大切。

朝晩など、1日10杯以上、寝る前にも飲んでるっていう方は少し気をつける必要があります。10杯、ネイリストさんだと昼間はここまで飲まないと思いますが、夜ちょっと夜更かし癖があって、朝眠気覚ましで多めにコーヒーを飲んでしまう、という方などは、1日トータルでみると、意外に飲んでしまっている可能性もあります。

なぜ気をつけた方がいいのか?

コーヒーには利尿作用がある、というのは皆さんご存知かもしれません。これは事実で、飲むとトイレの回数が増えますよね。それ自体は悪い事ではないのですが、実は出て行く際、一緒にミネラルも出て行ってしまうので、ミネラル不足が心配になるところです。

ミネラルは約100種類ほどありますが、その中でも人間の生命維持に特に重要なものを「必須ミネラル」と言います。

必須ミネラル

ナトリウム、マグネシウム、リン、硫黄、塩素、カリウム、カルシウム、クロム、マンガ ン、鉄、コバルト、銅、亜鉛、セレン、モリブデン、ヨウ素

こんな時は要注意!

髪がパサついてきたり、皮膚の乾燥が気になるときは、もしかするとコーヒーの飲み過ぎをお知らせするサインかもしれません。 特に夏は、そうでなくとも大量に汗をかくのでミネラルを失いやすい季節。 そんな時、外でたくさん汗をかいたあとの水分補給がアイスコーヒーというのは心配なところです。

そしてもう一つ心配なのが、カフェインの過剰摂取ですね。
カフェインはコーヒー以外にチョコレー ト、ダイエットサプリメント、痛み止め、ブレスケア、炭酸飲料、栄養ドリンク、お茶などにも含まれています。コーヒー以外に上記のものを摂取している人は、知らずのうちにカフェインを取り過ぎて いるかもしれないので注意しましょう。

カフェインの過剰摂取で現れる症状

・不眠症
・神経過敏症
・情動不安
・イライラ
・頭痛
・胃痛、胸焼け
・心拍数の上昇

こんな自覚症状が出てきたら、カフェイン中毒の危険を知らせるサインかもしれません。若い人にもカフェイン中毒での死亡例もあること、大げさ・・と、あなどらず、思い当たる方は念頭においておいてくださいね。

意識して補って欲しいミネラル、何がおススメ?

ちなみに、ミネラルは体内で作ることは出来ないため、食事で摂取することが望ましいとされています。ただし、1つの食品でとりすぎるのではなく、偏りなく、まんべんなくとる必要があるんです。

きのこ類、雑穀、ひじき、海藻、ほうれん草が特にオススメです。
いつものお料理にプラスをして納豆や牛乳、のり、わかめなどを添えてみるのも、無理なく続けていけるコツです。

どうしてもコーヒーを飲みすぎてしまう、そんな人は特に、毎日の食事でのミネラル補給もこころがけて 自分の適量を知る努力をしてみてくださいね。

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