最近の寒さのピークはさすがに応えますね。年末年始の忙しさのピークを少し抜け、疲れも出やすくなり、風邪も流行りだす頃ですし、加えて遠方への帰省や飲み会などでの出費がじわじわと響いても来るころ。特に新人ネイリストさんは少し懐もさびしくなるタイミングではないでしょうか。
そんな時は、ぜひ栄養満点の食事を自炊して頂きたい!とも思うのですが、ある一時のやる気でやたら食材を買い込んでしまうと、日常に忙殺され、結局一切手をつけないままで冷蔵庫の中で悲しい姿になってしまっている・・・これもありがちです。とはいえ、野菜はなるべく丸ごと買って使い切ったほうが節約になるうえ、旬に食べると栄養もたっぷり!いい事尽くめなんです。そこで、今回は、まず冬野菜の代表ダイコンに注目。たくさんの食材をアレンジするのは確かに多少技が必要、でも、『とにかく、大根まるごと1本をしっかり1週間で使い切る!』と割り切ってしまうと意外に悩まずに、楽しい自炊生活が送れるかもしれませんよ♪
部位によって使い分けるのがポイント!
冬のメニューにかかせないダイコンには、消化を助けてくれる作用があるので、胃もたれや胸やけがする時には特におススメ。さらに、二日酔いにも効果があるので、お酒をよく飲む方にもおススメです。ビタミンCも豊富なので、風邪予防にもなりますよ。
今回は、長い大根の部位によって美味しい食べ方を伝授しますね。
下の部分
・辛みが強い
スーパーで半分に切られていると下を選ぶか上を選ぶか悩みますよね。
下の部分は、辛味が好きな方向けです。
辛めのダイコンおろしが好きな方は、朝、お餅と絡めて食べたり、納豆と一緒に食べたりするのもサラッと食べられておススメ。辛味が苦手な方は、スープやお味噌汁の具にしてしまえばOK。中華スープにして、溶き卵または豚ひき肉を一緒に入れると、立派な一品が出来上がりです。
真ん中の部分
・肉質が柔らかい
そしてやっぱり、大根1本の中でもメインにふさわしい部位がここ!柔らかい肉質を活かして、サラダはもちろん、だいこんステーキなどもおススメ♪個人的に、レンジでチン!してから、にんにくと少し焼き、醤油バターで味付けする某グルメレシピサイトのメニューがお気に入りです。ご飯も進む味になりますよ!
上の部分
・甘みがある。真ん中よりは肉質が固め
繊維が少しあり、食感も固め。この上の部分は煮物などがおススメ。ちなみに、煮物はそんなに難しくないですよ!大根も薄めに切ってしまえば火も通りやすくなります。めんつゆがあれば、煮物も本当に簡単なんです。他の食材と一緒におでんにしても♪
ホッと心落ち着く味は一番の癒しでもありますので、何かお得意レシピを見つけられるといいですね。
茎の部分
売られているダイコンの中には、少しだけ茎がついているものもありますよね。実はその部分はビタミンCなどが豊富な緑黄色野菜。捨てるなんて、もったいない! ぜひ利用しましょう。スープやおみそ汁の具として入れたり、チャーハンの具やちょっと塩で揉んで、しんなりしたら、納豆のトッピングにしても。
いかがですか?
これを使い切るぞ!と決めてしまえば、メニューのアレンジも比較的しやすいですし、ちょっとした節約&ダイエットにもなりますよ。ぜひ、試してみてくださいね。