ネイリストさんであれば、接客のための身だしなみも込めて自分自身のメイクにも少し気を使いたいもの。たまにマスクだから・・・とノーメイクだったり、反対に派手すぎたりする方もいらっしゃいますが、サロンワークであれば特に、皆さんにいい印象を持って頂ける「ナチュラルメイク」を目指したいですよね。とはいえ、毎日ハードなお仕事、そんなに自分に構っていられない!という方へ、少し意識してもらいたいポイント3つをお伝えします。
「まゆ」が決まれば8割方OK!
これはよく言われるのではないでしょうか。特に、施術中はほぼマスクをされているネイリストさんですから、「まゆ」は普段の方の何倍もお客様の印象に残ります。
漫画でも意地悪キャラの眉はつりあがっているし、弱いキャラは眉尻がさがっていますよね?ちょっとしたことでガラリと変わる、そのくらい、眉はメッセージを発しているので、どう描くかは一番ポイント!その人の骨格や雰囲気にももちろんよるんですが、お客様に柔らかい印象を与えたい場合はやはり、ふんわりしたアーチ眉がオススメ!
お疲れ顔も「チーク」でカバー!
「チーク」って皆さんどう使っていますか?本来チークは、ファンデで消された血色を改めて与えてあげるもの。ですから、原宿系チークのように血色と関係ない部分に濃い色をあててしまうのは、インパクトこそありますが、接客に求められるナチュラルさとはちょっと縁遠くなりますね。
でも、正しく綺麗に肌にのせられれば、自分の印象を変えられるんです。お肌の色味との相性もありますが、気分や季節によってカラーバリエーションはそろえておいてよさそう。
ピンク・・・かわいらしい
オレンジ・・・ナチュラル
ブラウン・・・シャープ、格好いい
チークの入れ方だけは顔の輪郭にもよりけりなのですが、王道は、「鎖骨の高い部分を中心に、こめかみに向けて円を書きながらクルクルと外側に向かってブラシを動かす」やり方です。
マスクの下の「リップ」は潤いを保って
普段マスクで隠れてしまいますが、やはり、つやのない唇は年齢も疲れも感じさせてしまうものです。特に30代以降、20代のころには自然と出てきたパンとした、艶のある美しさはなかなか得られなくなるもの。だからこそ、コスメの力を借りて、色もほどよい質感と、潤いのあるものをつけるように心がけましょう。最近では、マスクにつかないリップ(落ちないリップ)なども各社さんから出されていますので、チェックしてみてくださいね。
眉毛、チーク、リップ、この3点をおさえたら、素敵なナチュラルメイクはばっちり。ちょっと気合を入れたい日は、さらにマスカラをプラスしましょう!
いかがでしたか?接客のときも、最初と最後のご挨拶はしっかりとマスクをはずして、満点の笑顔でご対応したいもの。マスクの下で隠れても、ベースがしっかりできていると、お客様に対してもしっかりと自信を持って対応することができるはず。ぜひポイントを意識して、メイクをしてみてくださいね。