GW明け、4月からの疲れがドッと出てきてはいませんか?職場の往復で精一杯、なんだか自分のことにまで頭も回らない・・・という方も、実際多くなってくる時期ですよね。なんとなくモヤッとしているな、という時、少しの時間でもいいので、ぜひおススメしたいことがあります。
少し前になりますが「春に向けてぜひ心がけて欲しいこと」として、「所有しているものを見直してみること」をご提案させてもらいました。‘所有しないこと=減らせば増えるの法則’ですが、目に留めていただいた方、実際に行動に移せていますか?(※そのときの記事はこちら。)
このとき、
“今の所有しているものを見直すとことをおすすめします”
とも書かせて頂きましたが、今日おススメしたいこと、それがまさにこれなんです。要は「プチ断捨離」ですね。では具体的にどうしたらいいかをお答えしたいと思います。
「断捨離」というと、なんだかとても大変なことのように思う方もいらっしゃるかもしれません。でも、「断捨離」とは、「全てを捨てなさい」ということではありません。
分かりやすく言うと、
自分なりの基準をもって物と向き合うということ。
なのですが、一番大事なのが、向かい合ったら、‘残すか捨てるか’の選択をしなければなりませんよね。この判断が正念場でもあります。
いったいこれが何の気分転換になるのか?と思う方もいらっしゃるかもしれません。でも、実はこの段舎利によって「今の自分にとって、必要なものか、必要でないか」ということを考えること事態が、やりきった後、とても大きなメリットをもたらしてくれるのです。
このメリットについても後ほど触れていきますが、実際、どんな判断基準を持って実行していけばいいのかということをアドバイスしましょう!
~あなたの断捨離を後押しする「5つ」の言葉~
実際に取捨選択をするときに、自分自身の頭によぎる5つの迷い。これをどう考えていくかというヒントですから、よく見てみてくださいね。
まだ着れるかも?
これは今まで、衣替えのたびに思っているという人、いませんか?「この服、ちょっとここほつれてるから、後で直して着よう」「このパンツ、少しラインが気になるんだよな~でも一応とっておこうかな」‘後でやろう’‘一応’と、この言葉が出てきた瞬間、考えてみてくださいね。‘ここ1年、出番はあったかしら?’後で・・・って思っても、実際やったことあったかどうか、胸に手をあててみましょう。
まだ使っていない。
実際、使わずにおいてあるもの、も意外に多いもの。例えば、「結婚式の引き出物の食器なんて、出してさえいない。」「通販で買ったあのエクササイズマシン、組み立てたけど結局ほぼ未使用でベット下にあるな・・・」こういったものが、今後活躍する日はくるのでしょうか?
いいお値段だったのに。
はっきり言いましょう、「使わないのは宝の持ち腐れ」です。取捨選択の土俵に上がってきている商品であれば、それは「いいお値段だった」ことは判断基準ではなく、「今自分が必要か、そうでないか」なんです。邪念も一緒にこの際スッキリさせましょう。
自分にとって大切な思い出がある
実は一番大変な段舎利が、これかもしれません。学生時代に残したもの、子どもの作品、もちろん、すべてを捨てなければいけないというわけではありませんが、全部を残しておくことはできませんね。使わない思い出の品スペースでクローゼットが占領されている方には、「思い出は人の心にこそ宿るもの」この言葉を贈ります。
人からもらった贈り物
物は捨てて、感情はもらっておく。友人や家族からもらってしまったけれど、結局自分も一切つかっていないもの、前の彼からもらって何となく捨てにくかったもの、色々とあると思います。何だか想いが宿っていそうで捨てにくいな・・・という方、その「物」と「感情」は全く切り離して考えましょう。
さあ、それぞれ「あ、言いそう」という要素満載だったかと思いますが、いかがでしょう?最初はそれでもうまく取捨選択できないかもしれない、でも、こうして自分と向き合って答えを出せばいいんだな、というコツのようなものが分かってさえいれば、自分の中での基準が自然と築かれているので、次にチャレンジするときには大分スムーズにいくはずです。
プチ断捨離がもたらすメリットとは
そして、このプチ断捨離がもたらすメリットについても大きく2つほどあげさせてもらいますね。
①仕事の効率アップ!
この「取捨選択」の法則は、何も家の片付けだけにとどまりません。実は、仕事にもしっかり生きていきます。要は、「今自分にとって、何が一番優先すげきことなのか?」が明確になることで、集中力も高まりますし、それを導き出す上で、ひとつひとつの業務を、自然とタスク化することができるのです。
②人間関係での悩みが減る!
段舎利はモノだけにとどまりません。人間関係にも応用できます。「すべての人から好かれよう、好かれたい」と思うのは、人間であれば当然のことでもあるのですが、実際は、なかなか難しい。だからこそ、悩む部分も大きいですよね。でも、「どうしても合わない人から好かれようとしなくてもいい」と頭のスイッチが切り替わります。もちろん、職場ですから、うまくやる必要はありますが、どんな人にも全力でアタックしていたところから、意識が変化することで、コミュニケーションは格段にラクになるはず。
いかがでしたか?いきなりは無理だとしても、自分がちょっと疲れたとき、悩んでいるとき、気分が晴れないとき、できる範囲で、プチ段舎利、ぜひトライして、ぜひ習慣化させてみてくださいね。
ゆくゆくは、心地良いシンプルライフを送ることができますよ!