一人暮らしになると、ついつい自炊が面倒になってしまうこともあるのではないでしょうか。
節約のために自炊したほうが良いことはわかっていても、忙しさや面倒さから外食が多くなってしまっているという事はないでしょうか。
そういった傾向のある方は、ちょっとした工夫で自炊をしやすくしてみましょう。
栄養状態も良くなり、節約だけではなく健康や美肌にも良い影響が出てきます。
先ずは支出をチェック
先ずは1か月にどれだけ食費を使っているのか支出を確認しましょう。
ちなみに2015年の35歳未満単身世帯での1か月の食費平均は45,345円です。
出典:総務省統計局ホームページ (http://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/nen/index.htm)
節約家の方には家計簿を毎日つける。という方もいらっしゃいますが、そんなのは面倒でできないという方の方が多いのが現実です。
そんな方にはスマートフォンの家計簿のアプリがおすすめです。レシートを写真に撮るだけで自動的に算出してくれるようなモノまであります。ひと月分のレシートをしっかりためて、月の終わりにまとめて計算。支出を把握することによってどれぐらい節約できそうか、又は、しなくてはならないかが見えてきます。
スーパーをチェック
次に自炊の見方である近くのスーパーをチェックしておきましょう。スーパーによってそれぞれ特徴があり、安さを売りにしているところや高級志向のところなどがあったりします。
例えば業務用スーパーなどは、量は多いが卸売りの価格で売っていたりとお得な点があります。節約家の方々の多くは食品によって買う場所を分けています。
また特売日には通常よりお得にお買い物できます。自分が通っているスーパーの何曜日にどの食材が安いのかチェックしておきましょう。
コンビニの買い物を減らす
そしてなんといっても、一人暮らしの節約生活の大敵がコンビニです。今や都心では徒歩圏内にすぐにコンビニがあり、手軽で便利なので、ついついコンビニによってしまうなんて方も多いのではないでしょうか。
しかしコンビニの商品は値段が高い上、購買意欲を高めるような商品配置をしているため、ついつい余分な物も一緒に買ってしまうことが多いようです。
また、それだけでなく、コンビニの食事を続けていると野菜が不足したり、栄養が偏る傾向もありますので、健康面からも控えるべきだと言えます。
どうしても必要な時以外は、なるべくコンビニでの買い物をしないように気を付けましょう。
「たくさん」、「一度に」がお得!
通常の料理レシピには複数人数分の分量が記載されています。
その分量通りに作ってみましょう。その日に食べなかった分は、人数分に小分けして冷凍しておきます。
作る回数が少なくなりますし、忙しいときでも解凍するだけで食べることが出来るので便利になります。
さらに買い物の時も、大目に購入できるようになるので割安になり、経済的にも大いに助かります。料理の回数が少なくなることで光熱費なども節約できます。
実際に料理を仕込むのはお休みの日が良いでしょう。手の込んだ料理をじっくり楽しみながらすることができます。毎週休みの際に料理をしていれば腕も上がっていくものです。
それをまとめて冷凍しておくことによって忙しい日でも簡単に食事の準備ができるようになります。
お弁当などにも使うことが出来れば、より大きな節約効果を得ることが出来るようになるでしょう。
節約をすることで思わぬ貯金ができたり、今まで使えなかったことにお金が使えるようになります。楽しく節約をして、節約した分の貯金で新しい趣味を初めてみてはいかがでしょうか。