目元パックを使ったことはありますか。他に肌トラブルを感じなくても、目元の乾燥が気になる、クマがひどいといった悩みを持っている人におすすめなのが目元パックです。
目元や口元は年齢を感じやすい部位なので、気になったらすぐにケアしたいもの。目元パックは正しく使えば乾燥やクマが改善され、いきいきとした目元がよみがえります。ここでは目元パックの効果や種類を紹介します。
目元パックの効果
目元にピンポイントで美容成分を届ける
目元パックは、普段のお手入れではケアしにくい部位にピンポイントで美容成分を届けてくれるアイテム。フェイス用のシートパックだと目の部分がくり抜かれていて、ちょうど目元がケアできないんですよね。
毎日の化粧水や乳液をつけるときにも、目元はささっとつけて終了!となっている人、多いのではないでしょうか。お手入れをしているようで意外とできていない箇所なんです。
目元は皮膚が薄くとても乾燥しやすいので、重点的にケアしてあげないとシワやクマが目立つようになってしまいます。なので目元には専用パックを使ったケアをおすすめします。
目元にハリがあると若々しく見える
肌全体としてはぷりっとしていて、シワなんて気にならないのに、なぜか目元だけシワが多いなと感じることはありませんか。ほうれい線があると老けて見えるのは誰もが知っていると思いますが、実は目元のシワやクマも老けて見える原因のひとつです。
目元のシワは乾燥だけではなく、目を酷使することによっての疲れでも引き起こされます。クマも同じく疲れや血行不良によってできやすくなります。これを目元パックできちんとケアしてあげれば、ハリのある目元がよみがえり、若々しい印象を取り戻すことができるのです。
悩み別に使い分け!目元パックの種類
目元パックはざっくり分けて3種類
目元パックには種類があります。シートタイプは保湿成分に満たされたシートを目元に貼ってしばらくおくだけ、という手軽さが嬉しいですよね。シートを貼ることで肌にじっくりと成分が浸透するので、ハリが戻るのを早くに実感できます。
もともと美容成分を含んでいるものと、乾いたシートに手持ちのスキンケアを染みこませて使うものがありますよ。それから、塗るクリームタイプのパック。目元専用のパックもありますが、フェイス用の保湿パックを目元に念入りに塗るという使い方もできます。
こちらは使用量を自分で調節できるのがメリット。また、1つのアイテムで色々済ませたいという人にはクリームタイプがおすすめですね。
クマがひどく目の疲れを感じるという人にはホットアイマスクというアイテムがいいでしょう。袋から出すと発熱するタイプと、レンジで温めるタイプがあります。
疲れた目にホットアイマスクをのせると、まるで眼球が温泉に浸かっているかのような心地良さ。酷使している目がスッキリするのと同時に、血行を促進してクマを薄くしてくれる効果も期待できます。
肌悩みに合わせて使い分け
目元の悩みは様々で、乾燥が気になる人もいればクマがひどい人、くすみが悩みという人もいます。
目元パックはそんなお悩みに合わせて、保湿効果の高いヒアルロン酸などが配合されたものや、ハリを出すコラーゲンなどの成分が入ったタイプ、美白に有効なもの、くすみ改善、などなどバリエーションが豊富。自分が欲しい効果を考えてぴったりのものを購入しましょう。
乾燥もクマも気になるという人は色々揃えておき、その時の肌状態に合わせて使うのもいいですね。
ライフスタイルで使い分け
仕事が忙しく、スキンケアに時間を取れないという生活の人なら、洗い流さないクリームタイプを使えば塗ってそのまま眠れます。
しっかりケアしたいという人は週に2,3回シートパックで目元に潤いを与えてあげましょう。短期間で効果を感じたいときは毎日シートパックをすれば、目元のふっくら感を早くに取り戻せます。夜はもちろん、時間があれば朝のメイク前にもパックしてあげるとより効果的ですよ。
慢性的に目の疲れを感じていて、目元が老けて見える気がするのなら、ホットアイマスクを毎日の習慣に。目が元気になると目周りの印象もぐっと変わります。
目元パックをするタイミングは?
基本的にはメイクを落としてから
目元パックをするためには、まずメイクをきちんと落としましょう。メイクの上からでは美容成分がきちんと肌に浸透しません。クレンジングを行った後、化粧水で肌を潤してから目元にシートパックを貼ります。
パックが終わったら乳液をつけて保湿します。ただし、商品によって化粧水と乳液の後だったりと、使うタイミングが違うことも。さらにクリームタイプとシートタイプでは使う順序が違うこともあるので、使用する前に必ず使い方を確認してくださいね。パックの効果を引き出すには正しい使い方が大切です。
時間の取れる夜がおすすめ
目元パックをするときは、ゆっくり時間が取れる夜に行うのがおすすめです。メイクを落とした状態にならないとパックができませんし、シートパックの場合は時間を置かなければなりません。
また、クリームタイプをメイク前に使おうとすると、化粧下地に使えるかどうかを確認しなければなりません。そのまま下地になるなら朝に使うのもいいですが、基本的には朝に時間を気にしながら慌ててケアするよりも、ゆっくりとできる時間帯のほうが後のスキンケアも念入りにできます。
ホットアイマスクは1日の終わりに使うと目の疲れがほぐれて、気持ちよく眠りにつけます。
まとめ
目元パックの効果や種類、使うタイミングについて紹介しました。年齢が出やすい部位であるにも関わらず、いつものスキンケアでは行き届かないことがあるから、専用のケアが大切なんですね。
シートタイプやクリームタイプと自分の使いやすいものを選べるので、時間のあるときと無いときとで使い分けるのもいいでしょう。乾燥によるシワだけでなく、ハリを出してくれたり、くすみを改善してくれる成分が入っていたりと種類も豊富。
自分に必要なものを選ぶといいですね。それから、目元パックはクレンジングをしてから行うこと。美容成分を肌に浸透させるため、正しい使い方を守りましょう。