日々忙しく働いているネイリストさんたちも、夏はいつもより、体にもお肌にも比較的目が行きやすい季節ですよね。
「最近なんだか、以前を肌質が違ってきている気がする」「あら?なぜこんなトコロにお肉が?」ちょっと気になる部分を見て見ぬふりをしてみたり、「もしやこれがオバサン化?」 なんて頭をよぎっては、打ち消す続けている方はいないでしょうか?
“実は心あたりがあるんです”そんなあなたへ、今日はバシッと引導(いんどう)を渡したいと思います。
女性の体とホルモンの関係性
「女性の体内にも微量の男性ホルモンがある」というお話は、以前もさせてもらいましたね。微量とはいえ、やはりとても大事な役割の男性ホルモン。
この存在は闘争意欲を起こさせ、やる気や自信をもたらせてくれるという良い面もありますが、ストレスが溜まったり、不摂生で女性モルモンのバランスが崩れ手しまっているときなどは、過剰に男性ホルモンの働きが強く出てしまい、結果的に女性なのに「オス化」してしまったりするんです。(関連記事:もしやオス化してる?見分けポイント5つ!)
実は、このお話には続きがあるんです。
女性ホルモンのバランスが乱れると、男性ホルモンが増加して“オス化”するだけでなく、“オバサン化”もしてしまう…
ということをご存知ですか?今日は、このお話、『あなたが“オバサン化”していないか?か3つの見分けポイント』を教えちゃいます!
ポイント① 太っていないのに、お腹周りに肉が…
美のホルモンと呼ばれる女性ホルモンのうちの一つ”エストロゲン”。この”エストロゲン”には内臓脂肪が付くのを抑える作用があります。
つまり、”女性ホルモンの分泌が低下してしまったり、乱れてしまうような状態だと、内臓脂肪のつきやすいメタボ腹になってしまうということ。
ウエストのサイズが男性で85cm、女性では90cm以上だと危険ラインだといわれています。隠れ肥満という言葉もありますが、特に、ウエストサイズ大きい割につまめる脂肪が少ない、なんていう人は要注意ですよ!
ポイント② 最近お肌の質が落ちた
美のホルモン”エストロゲン”には、お肌のキメはツヤを保つ効果があるといわれています。しかし女性ホルモンバランスが乱れると、“オバサン化”は一気に加速。
毛穴の開きに加え、お肌がくすんできたり、肌の質感自体が変化してきたら、それは女性ホルモンの低下も関係しているかもしれませんね。
ポイント③ 手も足も”顔”も冷えてる? 疲れ顔のオバサン顔?
今の時期、外へ出ていれば冷えるのは当たり前なのですが、家に戻ってからも、ずっと手や足、顔までも冷たい方、ご用心。女性ホルモンが乱れると、自律神経も乱れてきます。
これは女性ホルモンの分泌をコントロールする中枢が、自律神経中枢と同じ脳の視床下部にあり、それぞれお互いに影響し密接な関係にあるからなのです。
自律神経にはさまざまな働きがあり、その中に「体温を調節する働き」があります。女性ホルモンのバランスが崩れてしまうと、自律神経が乱れてしまい、それにより体温調節の働きが悪くなることもあり、血行不良になって冷え性を引き起こしてしまうのですね。
つまり、冷えと自律神経の乱れは連動しており、自律神経を整えるはストレスを溜めないのが一番です。そうすると、体温調節も容易に行え、内側からポカポカ。“オバサン化”の疲れ顔から解放されますよ。
さて、みなさま、”オバサン化”について心当たりはありませんでしたか?年齢以上にオバサン化されている方、最近多く見かけたりもしますので、一度しっかり自分と向かい合う機会を作ってくださいね。
そして、少しずつ女性ホルモンバランスの正しい知識や習慣を身につけて、エイジレスな人生を送りましょう。