秋冬になると、「なんだか気分が落ち込むなあ」ということはありませんか?寒いと外出するのが嫌になってしまったり、仕事へのモチベーションが下がり気味になることも…。
そんな時は、お部屋に花を飾ると良いというのを知っていますか?
花にはリラックス効果や、やる気アップの効果もあるので、気分が落ち込みがちな秋冬にとってもおすすめなんです。
また、新しいネイルチップの作成が進まない…なんてネイリストさんは、好きな花をデザインに取り入れてみると、楽しく作業できるかもしれませんよ。
今回は花がもたらす効果や、秋冬室内に飾るのにおすすめの花を3種類ご紹介します!
是非これからの生活に花のパワーを取り入れてみてください。
花を飾ると得られる効果とは?
フラワーセラピーという心理療法があるように、花にはさまざまな癒し効果があります。その効果とは、どのようなものなのでしょうか?
リラックス効果
花には、リラックス効果・リフレッシュ効果があります。そのため、部屋に花を飾ることは「気分転換にとてもいい」と言われています。
花を見ていると、癒しのホルモンが分泌されます。
代表的なのは、ノンアドレナリン・セロトニン・ドーパミン。この3つのホルモンが分泌されることで、体がリラックスモードへと入ります。
また、視覚的な効果以外に、花の香りにもリラックス効果があると言われています。リラックスしていると頭が働きやすくなるため、アイディアが湧きやすくなります。
花を部屋に飾ることで、仕事の疲れが取れるだけでなく、新しいネイルデザインが思いつくかもしれませんね!
カラーセラピー効果で気持ちに変化が出る
花には存在や香りだけでなく、色が与えてくれる効果もあります。
何色の花にしようかと迷った時は、「自分がどうなりたいか」ということを意識しながら、色を選ぶのがおすすめです。色の効果には以下のようなものがあります。
赤・・・やる気 、活力、行動力が湧いてくる。
ピンク・・・心と体の緊張をほぐし、やさしい気持ちにするリラックス効果がある。
青・・・高ぶった緊張をほぐして、理性を持たせてくれる。
黄色・・・好奇心を刺激してくれる。
オレンジ・・・食欲促進、穏やかな気分にしてくれる。
白・・・心をクリアにしてくれる。
仕事の疲れを癒したいときはピンクや青、ネイルデザインの作成を捗らせたい時は、赤の花を選んで飾るとよいでしょう。
生花を長持ちさせる3つのコツ
切り花は、平均で10日程度もつと言われていますが、せっかくですから、なるべく長く飾っておきたいですよね。生花を長持ちさせるためには、どのようにしたら良いのでしょうか。
水につけながら茎を切る
花をもらったり買ったりしたら、
まずは水を入れた容器の中で、茎を根元からななめに切っておきましょう。4〜5センチほど切るのがおすすめです。
茎を切ることで新鮮さがキープされますが、空気も入りやすくなります。
空気が入ると花が乾燥して、枯れる原因に……。長持ちさせるためにも、まずは水の中で茎を切りましょう。
また花を置いてからも、水を変えるたびに茎は切りましょう。花は茎から栄養を摂ります。その茎が古いと、きちんと栄養が摂れません。毎日水を変えるたびに、茎も一緒に切りましょう。
葉をこまめに取る
長持ちさせるためには、茎を切るだけでなく、古い葉もこまめに取っておきましょう。花は茎から吸った水を、葉から蒸発させます。しかし、葉が多すぎると水が外へ出すぎて、人間でいう脱水状態のようになってしまいます。
そのため、
水を適度に残して生花を長持ちさせるためにも、葉はこまめに取るのがおすすめです。
枯れた部分を切り取る
花は、枯れた部分から、老化ホルモンが出ると言われています。そして、
老化ホルモンは、花の元気な部分も枯らしてしまうそうです。
「まだ大丈夫かも……」「もったいないなあ」と思うかもしれませんが、枯れている部分を見つけたら、すぐに取り除いてください。古い花を取った方が、見た目もよくなりますよ。
秋冬に楽しめる花の種類
寒さで仕事へのモチベーションが落ち気味な秋冬の季節。寒いときこそ、部屋に花を飾って、モチベーションをあげましょう!秋冬におすすめの種類を3つご紹介します。
ダリア
1つ目にオススメする花は、「かわいい!」と人気が高い種類である「ダリア」です。何枚もこまかく重なる花びらがきれいで、結婚式のブーケなどにもよく使われます。10月頃、秋の初めに開花する花と言われています。
ダリアは、ホワイトがおすすめです。「優美」という花言葉のように、見ているだけで優雅な気持ちになれそうですね。
また品種によっては、皇帝ダリアなど11・12月が開花時期になる種類もあるので、
品種を変えれば、長いあいだダリアを楽しむこともできます。
コスモス
2つ目にご紹介する花は、コスモス。夏にも咲いているのを見かけることがありますが、それは品種改良されたものです。「秋桜」と書くように、コスモスは本来11月頃に咲く花です。
おすすめの色はオレンジ。オレンジ色には食欲促進効果があると言われています。寒くなるこの時期、体が冷えると食欲も落ちがち。
そんなときは、オレンジ色のコスモスを食卓やキッチンに飾ってみましょう。
食欲が戻ることで体も元気になりますし、暖色効果でお部屋の雰囲気も明るくなりますよ。
バラ
最後におすすめする花は、バラです。実はバラは、気温によって、開花までのスピードが変わる花です。そのため、気温の低い冬は、ゆっくりとしたスピードで開花します。
バラは、少し値段が高めの花ではありますが、一輪だけでも存在感は十分。長い期間で花の変化を楽しみたいという方にはとてもおすすめです。
まとめ
気分が落ち込みがちなときこそ、部屋に花を飾りましょう。花には、色と香りによるリラックス効果が期待できると言われています。自分のお部屋以外にも、サロン内にお花を飾ってみるのも良いですね。
お客様にリラックスして頂けますし、飾っている花をモチーフにネイルデザインを提案してみても喜ばれるかもしれません。
秋冬に飾る花に迷ったら、今回ご紹介したダリア・コスモス・バラの中から選んでみてくださいね。
色を選ぶときは「自分がどんな効果を得たいのか」と考えながら選ぶのも楽しいですよ。気になった方はぜひ試してみてください。