夏になりサンダルを履く季節。それに合わせてフットネイルを楽しめるシーズンですよね。
この時期、ネイルサロンでお客様から質問が多いのが
「ハンドとフットは揃えなくていいのですか?」という内容です。
実際のところ、皆さんはどうしていますか?
キャリア17年ネイルサロン経営&ネイルスクール講師が、ハンドネイルとフットネイルの関係についてご説明します!
世代によって違う!ハンドとフットのカラー合わせ。
若い世代ならファッションも今や「なんでもあり」のボーダーレスな時代、フットとハンドがバラバラなんて常識です。
しかしネイルサロンに来る、50代くらいのミセスのお客様はネイルというファッション文化にまだなじみがありません。
「ハンドとフットはカラーを合わせなければいけない」
「両手(もしくは両足)10本同じカラーでなければいけない」
という昔の価値観にとらわれてしまっているお客様も少なくありません。
そんな時こそ我々ネイリストが、「今やバラバラなのはオシャレのひとつなんですよ」と、お客様の気持ちに寄り添って説明して差し上げることで、信頼関係を築くことが出来ます。
ハンドとフットはバラバラでもいいの?
結論から言うと、もちろんOKです。一般的にフットは赤やブルーなど濃い色が足をキレイに見せてくれますよね。
しかしそれを手に付けたらどうでしょう。かなり目立ってしまいます。
逆もしかりで、ベージュピンクなどの淡いカラーを足に付けると足のくすみが目立ってしまいます。このような理由からも、ハンドとフットは必ずしもそろってなければいけないということではありません。
これ、お客様の接客トークに是非つかってくださいね!
リンクさせた方がオシャレ
前項で、ハンドとフットのカラーはバラバラでもOKとお伝えしました。
しかし、ネイルはファッションの一部です。例えば、ハンドはシックなデザインなのにフットがトロピカル柄だと、なんかちぐはぐな感じがして、ファッションセンスがない人のように見えてしまいますよね。
何らかの「リンク」をさせた方が、より一層ステキに見えます!リンクの仕方をご紹介しましょう。
カラーをリンクさせる
手がピンクベージュなら、足は同系色で濃いピンクにする、というような合わせ方です。ネイルが初めてなお客様や、フットネイルを初めてする方でも抵抗感なく付けこなすことができます。
サンダルとリンクさせる
まず、よく履くサンダルのカラーや金具の色をイメージし、それに合わせたフットカラーを選びます。
次に、金具がゴールドなら似たようなパーツをハンドにつける等、リンクをさせるとアクセサリーの相性とも良くなります。カウンセリング時に「よく履くサンダルはどんなデザインですか?」とお客様に聞いてみましょう!
デザインをリンクさせる
ハンドにシェルパーツを使ったなら足にも使う、ハンドがべっこうネイルなら足もべっこうネイル、という具合です。カラーが全然違っても、デザインがそろっていることでかなりオシャレ度が高く、周りの人からの評判も良いはずです。
注意したい、フットとハンドのメンテナンス時期
この時期、ネイルサロンに来るお客様はフットとハンドの両方をされる方が多いです。毎回両方をしてくださればよいのですが、フットは爪が伸びるのが遅いため2か月に1度という方も中にはいらっしゃいます。
しかし、夏の湿気の多い季節はグリーンネイルなどのトラブルも増える時期。
あまり長時間フットを放置してしまうと爪に良くないことをきちんとご説明し、夏時期だけでも毎回ハンドとフットのご予約を入れていただくようにすれば、トラブル回避にもなりますし、売り上げもアップします。
まとめ
この時期だからこそ楽しめる、ハンドとフットのコーディネート。
是非参考にされて、手足のオシャレを楽しんでくださいね!!