自宅ネイルサロンを開業する前に!収入を増やす4つのポイント

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ネイリストを目指す多くの方が憧れる自宅ネイルサロン。
しかし、自宅サロンの約95%が5年以内に廃業してしまうという厳しい現実もあります。

そこで今回は、「自宅ネイルサロンでがっつり収益を上げる4つのポイント」をご紹介したいと思います。

※ネイリストとしての実力があることは前提であり、サロンワークを通じて経験を積んでいることを想定しています。
これからネイリストを目指す方もぜひ参考にしてみてください。

開業資金は十分に用意

まずは開業に必要な資金から見ていきましょう。

道具・備品

必要なものはネイル道具一式に作業を行うための椅子とテーブル程度です。
しっかり揃えても20~30万程度で十分でしょう。

改装費

自宅サロンといえど空間づくりは重要です。
壁紙や照明程度であれば20万円前後で改装でき、本格的な雰囲気を演出することができます。
インテリアや内装にこだわるのであれば更なる追加投資が必要になりますが、基本的には道具と改装費を合わせても50万円あれば足ります。

自宅ネイルサロンは初期費用を低く抑えることができるのも人気の理由の一つですね。

運転資金(副業なら必要無し!)

自宅サロンで生計を立てていくつもりであれば、経営が軌道に乗るまでの運転資金を用意する必要があります。

ランニングコストはほとんどかからないので、実質的には生活費ですね。
新しくネイルサロンをオープンすると、どうしてもお客様がつくまでに時間がかかります。
収入が減っても暮らせるよう、半年分くらいの生活費は用意しておきたいところですね。

開業前に集客の計画を立てる

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資金が用意できたら、次に自宅サロンをオープンする具体的な準備を始めていきましょう。

ネイルサロンの強みを考える

まずはネイルサロンとしての強みを考えましょう。
どこでも受けられるレベルのサービスであれば、人は信頼感のある大型サロンに行ってしまいます。

例えば認定講師の資格やネイルコンテストの入賞歴など、強い肩書や実績があれば、実力派ネイリストのプライベートサロンという打ち出し方ができますね。

これはあくまでも一例なので、

・サービスの質
・サービスの種類
・価格
・付加価値

など、どんなことでもいいので、他のネイルサロンと差別化できる強みを持っておくことが、集客につながります。

ターゲットを決める

次にターゲットを絞りましょう。
・エリア
・年齢層
・収入
・職業

などなど。
先ほど考えた自分のネイルサロンの強みや、地域の特色に合わせるといいですね。

ターゲットをしっかりと想定するのはマーケティングの基本中の基本であり、漠然としたサービスでは誰にも響きません。
相手が明確になってはじめて、満足のいくサービスを提供することができるんです。

集客方法(広告)を考える

さて、強みとターゲットが決まったら、最後に集客方法を考える必要があります。
これは自宅サロン最大のデメリットですが、店舗型サロンと違い、じっとしていても絶対にお客様は来ません。
ターゲットに対してこんな強みのあるネイルサロンやってます!と伝えるために、しっかり広告活動を行う必要があるんですね。

パッと思いつくところで

・チラシ
・看板
・ホームページ
・ブログ
・Twitter
・Facebook
・instagram

などが考えられます。
他にもネイリスト時代のツテがあれば、交流会やイベントなどで名刺を配るのも効果的です。

①サロンの強み(コンセプト)
②ターゲット
③集客方法

この3つをしっかりと決めるところまでが開業の準備です。
廃業しない5%のネイルサロンになるためには絶対に必要なことなので、なんとなくで見切り発車せずしっかりと計画を立てましょう。

開業届けを出す

事務的な問題ですが、開業届も出しておきましょう。
年間の利益が38万円以上出るのであれば開業届を出すことは法律で義務付けられています。

生計をたてられるくらいバリバリ稼ぐのでもちろん必要ですね!

顧客を掴む経営

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自宅ネイルサロン経営の軸は①新規顧客獲得と②リピーター獲得です。
それぞれのポイントを詳しくご紹介します。

新規顧客の獲得

まずは新規顧客が継続的に増える仕組みを作りましょう。
自宅サロンにありがちな、「知り合いから口コミで~」的なのは確実に失敗します!
そんなのん気にやってて儲かるなら潰れるネイルサロンなんて存在しません。

そこで上で紹介したような方法を用いて広告活動を頑張る必要があるわけです。
特にブログやSNSは無料なので、どんどん活用しましょう。

広告活動のやり方は様々ですが、一例として費用対効果の良いSNSとブログの活用法をご紹介します。

SNSとブログで集客する方法

①お店のTwitterアカウントを作る(顔出しできればより効果的)
②Twitterで「美容系のキーワード(ネイル、ダイエット、ファッションなど)+ターゲットエリア」で検索
③ヒットしたアカウントを片っ端からフォロー!印象の良い挨拶も忘れずに
④デザインしたネイルの画像をアップしまくる
⑤Twitterのプロフィール欄にブログやFacebook、インスタのURLを書いておき、同じように更新
⇒お問い合わせにつながる!

こうすることであなたのネイルサロンの存在と特徴を知ってもらうことができます。
自宅サロンはファン作りも大事になってくるので、とても効果的ですよ。

他にも初心者向けのネイルセミナーを開くなど、ネイルサロンの宣伝はは工夫次第でいくらでもやりようがあるので、色々試してみてください。

リピーターの獲得

新規顧客と同じくらい大切なのが、リピーターを獲得することです。
ネイルアートや接客の質はもちろん、「もう一回来たい」と思わせる工夫が必要になりますね。

例えば二回目以降の割引メニューを用意してみても良いかもしれませんね。
ネイルはトレンドも大事なので、季節や流行に合わせた限定メニューなんかも効果的でしょう。
新規顧客獲得と同じく、こちらもとにかく工夫です!

軌道に乗るまでは馬車馬!

ここまで読んでお気づきかもしれませんね。
しっかり集客しようとしたら、オープン直後の自宅ネイルサロンは非常に忙しいです。

自分のペースで好きなときだけ働けるというのは、マネタイズすることを考えていない趣味の延長の様なネイルサロンに限った話です。
営業もしないしいつ開いているかも分からないのに、働きたい時だけ都合よくお客様を呼べるネイルサロンなんてある訳ありませんね。

集客の仕組みが完成して固定客もつけば働き方にも融通が効くようにはなるので、最初の踏ん張りどころはがんばりましょう!

自宅ネイルサロンの注意点

最後に自宅ネイルサロンを経営する上で気を付けるポイントをご紹介します。

生活感を出さない

ネイルサロンやエステサロン、ヘアサロンなどの美容系の施設にくるお客様は、施術だけでなく、特別なひと時を求めています。

ネイルをしに来たのに焼き魚の匂いなんかしていたら台無しですよね。
生活感は極力消して、洗練された空間でお客様をもてなしましょう。

おすすめとしては、玄関から一番近い部屋を施術スペースにすることです。
リビングやお風呂の前などを通るとどうしても出てしまう「普通のお家感」を感じさせずにネイルを行うことができます。

出来る限り情報は公開する

人によっては抵抗があるかもしれませんが、自宅サロンに関する情報はできるだけ公開しましょう。
具体的には

・ネイリストのプロフィール(できれば顔も!)
・自宅サロンの住所
・施術スペースの写真

などですね。

店舗型のネイルサロンに比べ、自宅サロンに行くのはハードルがやや高めです。
得体がしれないというだけで見込み客を大きく失ってしまうので、本気で稼ぎたいのであればサロンの雰囲気や情報は全面に押し出し、知ってもらうようにしましょう。

安すぎる価格設定はNG

自宅サロンは必要経費があまりかからないからと、施術価格を安く設定しすぎて失敗してしまうケースがあります。

安ければ来客数は増えるかもしれませんが、その分客単価は安くなるので稼ぐのが大変になります。
来客数だけに気を取られず、どのくらいの価格で月に何人来ればいくら利益が出るといった考え方から価格を設定すると良いでしょう。

自宅サロンにこだわらない働き方も

自宅サロンのメリットは何といっても、自宅が職場になるということ。
新たに物件を借りる必要もありませんし、自分のペースで予約をとったり仕事をすすめていくことができます。

とはいっても、やはり不安なのが実際の集客の問題。

自宅を改装して道具をそろえて始めてみたけど、お客さんが集まらずなかなか軌道に乗らない、なんていうこともざらにあるはずです。

シェアサロンから始めてみる

そういった不安をかかえる方にまずおすすめしたいのが、シェアサロンやレンタルスペースから始めてみることです。

シェアサロンではサロンの一部を貸してもらったり、全体がシェアサロンとなっている場所を貸してもらい、そこでお客さんに施術をおこなうことできます。

ネイリストに限らず、美容師やエステなどの美容関連の方で最近増えている働き方です。独立はしたいけど、費用面の問題などからリスクを抑えて始めたいという方に利用者が多く、時間単位でスペースの貸し出しをおこなっていたり、場所が選べたり、設備や材料がそろっている場合もあり使い勝手が非常に良いのが特徴です。

料金は1時間当たり、1,000~2,000円くらいが平均的で、その他設備費用などもかからず低コストから始められます。

もちろん、お客さん関しては自身でSNSなどを通じて集める必要がありますが、
自宅サロンで始める際の改装費や設備費などを考えるとだいぶコストを抑えることができます。

シェアサロンでまずは固定のお客様をある程度捕まえて(集客も学び)、そこから自宅サロンへシフトするというやり方も良いのではないでしょうか。

自宅サロンを検討している方は一度チェックしてみることをおすすめします。

【GrandStory Salon】

まとめ

95%が5年以内につぶれてしまう自宅ネイルサロン。
成功するためには

①十分な資金
②サロンのコンセプトとターゲット設定
③集客のための計画
④集客のための努力

以上の4店が必要になります。
これができている自宅サロンは非常に少ないです。
逆を言えば、これをしっかりやれば成功することは難しくないとも言えます。
ぜひ自宅でネイルサロンを開く際の参考にしてみてください。

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