ネイリストとして独立開業するには、場所決めに始まり、メニューを決めたり、備品や材料をそろえたりと、たくさんの準備が必要です。
実際に独立開業を目指す方のために、成功するために必要な準備を紹介します。
プロのネイリストとしてお客様に安心して来店してもらうために
独立開業して大切なのは、確かな技術と安心です。資格がなくてもネイリストとして独立開業することはできますが、お客様に安心して来店してもらうための目安として、ネイリスト検定などの資格を取っておくことが必要です。
ネイリスト検定では、ネイルの技術だけでなく、爪の甘皮や爪の病気など、爪についてのさまざまな知識を問われます。知識がないまま薬品によって爪を傷めてしまったり、爪の病気に気付かないまま施術をして悪化させてしまったりすると、お客様の信頼を損ねてしまいます。
ネイルケアについての正しい知識を身につけ、お客様に安心して来店してもらえるための目安として、ぜひ資格を取っておきましょう。
居心地のいいサロンに
お客様に居心地のいいサロンとして来店してもらうためには、ネイルの技術だけでなく接客の技術も大切です。
施術をしている間、心地よく過ごしてもらえるように考えて会話をすることが大切です。
接客については、ネイリストだけでなく他の業種などのビジネス書なども参考にしてみましょう。お客様の性格や雰囲気に合わせた会話やサービスができれば、お客様の心をつかむことができます。
中にはどんな話をしても反応が薄い、人見知りタイプのお客様もいらっしゃいます。そんなお客様には、逆に話しすぎないこともお客様に合わせたサービスとして大切です。
長期的に愛されるネイルサロンになるために
せっかく独立開業しても、「なかなか集客できず、すぐに廃業してしまった……」なんていうことにならないように、しっかりとした事業計画書をつくりましょう。
こんなサロンにしたい!という思いがあっての独立開業です。「どんなサロンにしたいのか」を軸に、経営方針やターゲットとする客層などをじっくりと検討し、具体的な計画を立てていきましょう。
コンセプトを練ることで、営業時間やメニューなども設定しやすくなります。長く愛されるネイルサロンを目指して、先を見越した計画を立てましょう。
独立開業することの魅力は、やはり「自分のサロンをつくれること」です。どんなサロンにしたいかという思いがあって、そこにお客様の安心や居心地のよさが大切なのではないでしょうか。
お客様に愛されるネイルサロンを目指して、しっかりと準備をしておきましょう!